2021.12.14

【とこなめ】ルーキーシリーズ第23戦スカパー!・第23回JLC杯争奪戦(最終日)

 まだ冷たいが、きのうと打って変わり風はほとんどなく日差しもたっぷりで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「ルーキーシリーズ第23戦スカパー!・第23回JLC杯争奪戦」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優ではいろんなアクシデントが起こった。まずは準優第10R。勝ったのは4カドから一気にまくった高倉和士。そして2着に入ったのが木谷賢太(きょうの出番7R)。ただ、その木谷は前半で妨害失格を取られたため賞典除外となっており、3着の黒野元基が繰り上がりで優出。次の11Rでは吉田裕平が順当に逃げ切り、2着には金田智博が入り本命決着。そして最終12Rでは何と2枠・金児隆太(5、10R)が好ピット離れでイン奪取し、本命党ファンをドキッとさせたが、前田篤哉が冷静に2コースからしっかりSを決め、あっさりと捲った。ただ2着は大接戦。2マークで前競りを突いた高岡竜也が浮上し2着を何とかキープ。これでベスト6が出そろった。主役はもちろん王道Vを突き進む1枠・前田。準優ではまさかの2コース発進となったが、最後はしっかりインをキープし、地元初Vを奪取するか。ただ2枠・吉田も地元初Vへ並々ならぬ思いがあるのも確か。さらに6枠も地元の黒野。前節の下関に続くルーキーシリーズ連覇へツキを生かしたい。遠征トリオも黙ってはいない。やはり1番怖いのは強力な伸びを誇る5枠・金田。穴党は注目だろう。いずれにしても見逃せない一戦になったことは間違いない。ファイナル以外の番組だが、怪しい1枠もあり、荒れる要素も十分にあるとみている。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると八木治樹(1、9R)、仲航太(1、5R)、岡部大輝(1、8R)、大場恒季(2、10R)、宇留田翔平(2、8R)、大塚康雅(3、10R)、片岡大地(3R)、澤崎雄哉(4、11R)、山下流心(5、11R)あたり。
 

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2021.12.14

【鳴門】FVジャパンカップ競走(初日)

 第3回BBCトーナメントは丸野一樹が3コース捲り差しでVを決め、本日開幕するSG住之江グランプリへ弾みをつけています。あれから中6日、今節は6日間開催です。前検日の天候は晴れ、気温11℃、西の風3~5mの中で行われました。
 
 満潮・15:51、124cm、干潮・09:02、51cm(2R発売中)。潮回りは若潮です。2R発売中に干潮時刻を迎え、その後は最終レースまで潮位が上がり続けます。1日を通してホーム向い潮傾向で、潮位の変動は最大で約65cm程度です。
 
 08:05現在、天候・晴れ、気温7℃、南東の風1m(ホーム向い風)。日の出の時間帯こそ雲に覆われていましたが、試運転が始まる頃には晴れ間が出てきました。風は南寄りから緩やかに吹いていますが、このあとは緩やかなホーム追い風に変わる予報となっています。予想最高気温は13℃です。
 
 一宮稔弘(8、12R)は前走地・びわこで通算1500勝を達成して地元戦に乗り込みます。「出足型で伸びはどうかなといった感じ。何もしていないけど、このままで行くつもり」と初日はドリーム戦1枠で登場とあって人気を集めそうです。1月から残念ながらA2級へ降級が決まっていますが、地元戦の絶好枠となれば負けられない一戦となりそうです。
 
 中岡正彦(2、10R)は前節・丸野一樹がVを決めた58号機をゲット。「出足は良さそう。伸び切る感じはしないけど、初日はこのまま行くつもり」と出足の良さは引き継がれた様子。前期は大きく勝率を下げており、A級維持も危うい状況でした。しかし、期始めの11月芦屋で優出すると、30日のF休みを挟んで臨む今節は復活のきっかけとなるのか注目したいところです。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓で動きが良く見えたのは佐々木和伸(1、11R)、胡本悟志(1、10R)、小畑実成(2、9R)、梶山涼斗(2、8R)、大賀広幸(3、11R)、でした。
 
~機力評価~
前検トップタイム…胡本悟志(6秒72)
前節V機…中岡正彦(58号機)
機力上位…大賀広幸、宮崎奨、長谷川親王、大熊辰弥、小畑実成、中岡正彦
機力劣勢…堀本和也、別府昌樹、片岡秀樹、松下哲也、平瀬城啓、森晋太郎、伊藤尚汰、小林孝彰、森清友翔
 
一発期待…3R4枠・大熊辰弥、10R4枠・中岡正彦
 
☆F休み未消化選手☆
~30日~
角山雄哉
 
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