2023.03.06

【とこなめ】第4回サンゴくんカップ(最終日)

 きょうは日差したっぷりで気温もきのうに比べグッと上昇し、ライブ観戦にはもってこいの陽気となっている。風も引き続き緩やかな向かいで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第4回サンゴくんカップ」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。今回はいつにも増しておもしろい頂上決戦となった。というのは、ポールポジションの1枠をゲットした山下昂大の存在だ。今節、引き継いだモーターは、今節も出場している矢後剛(きょうの出番3、10R)が4節前にチルト3で強力な伸びに仕上げた逸品だが、その後(新出浩→笠間憲)もチルト3度でレースを続け、山下昂もずっとチルト3度で6戦5勝とシリーズを席巻している。もちろん最後もチルト3度で勝負するはず。ただ、何コースになるのか。本来なら6コースになるのだが、他の選手がその強烈な伸びに恐れをなして、マークする選手が増加。特に準優は4カド。最後もS展示には注目だろう。その山下の最大のライバルはデビュー初Vを狙う2枠・山田晃大。伸びは山下に負けるとしてもバランスで言うならこちらのほうがいいかもしれない。ただ、山田にとって嫌な材料は3枠・西島義則の存在。インが取れないかもしれないし、たとえ取っても楽な進入にならないのは明らか。1マークでもつれるなら他の選手の出番も十分あり、進入から目が離せない頂上決戦になったと言えるだろう。最後に今節のインの成績は1着16本、2着10本、3着4本、着外6本で1着率44%、2連対率72%、3連対率83%。

〇優出選手のV実績
1枠・山下昂大…19年7月津以来、2度目のVを目指す
2枠・山田晃大…7度目の優出でデビュー初Vを目指す
3枠・西島義則…23年1月江戸川以来、98度目のVを目指す
4枠・佐藤旭…14年3月多摩川以来、6度目のVを目指す
5枠・横澤剛治…23年2月桐生以来、60度目のVを目指す
6枠・今泉友吾…22年2月桐生G1関東地区選手権以来、9度目のVを目指す   

 
〇今節の欠場選手
市川猛(家事都合)、横川聖志(公傷)、竹田吉行(家事都合)

〇今節の追加選手
後藤孝義

〇今節の途中帰郷
西山昇一(私傷病のため3日目から欠場)、水原槙(公傷のため3日目から欠場)

〇途中追加の選手
3日目から野田昇吾(6R)。まだ未勝利で、水神祭を目指す走りとなる。4日目から丹下健(2、7R)。

〇パワーベスト5
第1位…山田(準優はインから快勝。伸びだけでなく出足関係も実にスムーズだ!)
第2位…山下昂(チルト3度で伸びは強烈。そのぶん出足に不安はあるが、それをカバーできる伸びがある。準優ではその伸びを恐れ4カドが手に入った。優勝戦でも大外ではないかもしれない)
第3位…有賀達也(7、11R)(初日はイマイチだったが、日増しにパワーアップ。今なら上位級に近い足)
第4位…矢後(チルト3度だが、それほど伸びる感じではない。ただそのぶん回り足が悪くなく、競っても強い)
第5位…松尾夏海(2、10R)(伸びる感じはないが、追い上げも利きレース足がかなりいい)

〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
入澤が一人出て行った。
2回目…並び123/456
野中が仕掛けたが、伸びてきたのは入澤。ただ、この2艇はF。
2R
1回目…並び123/456
大久保と池田が仕掛けたが、峰重、池田、大久保はF。
2回目…並び123/456
奇数艇トリオが仕掛けたが、峰重だけがF。
3R
1回目…並び13/456(岡本は不参加)
菅沼が仕掛けたが、菅沼と伊藤はF。
2回目…並び13/456(岡本は不参加)
後藤、菅沼、奥平が仕掛けたが、後藤と菅沼はF。
4R
1回目…並び123/456
藤堂が仕掛けたが、伸びてきたのは高田。ただ大瀧以外はF。
2回目…並び123/456
高田一人が飛び出したがF。

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2023.03.06

【鳴門】大阪王将徳島4店舗合同企画 餃子の日杯競走(3日目)

 2日間の短い予選が終了。田中和也が4戦3勝、オール3連対で得点率トップで通過。昨6Rで通算1000勝を達成した麻生慎介が2位、2日目を2・1着とまとめた倉持莉々が3位となり、準優勝戦の絶好枠を得ている。準優ボーダー18位は大豆生田蒼で、同率だった松村敏は上位着本数の差で次点となった。なお、表健太は節間2回目の失速と選手責任のエンストで減点12、木村光宏は公傷で途中帰郷。
 
 満潮・07:26、120cm、干潮・12:46、55cm(10R発売中)。潮回りは大潮。これから準優勝戦の直前まで潮位は下がり、その後は潮位が上昇してホーム向い潮に変わる。昨日よりさらに干満の差は大きくなり、レース中の潮位変動は最大で約60cm。
 
 07:55現在、天候・晴れ、気温7℃、北の風1m(ホーム左横風)。雲ひとつなく、風もほとんど吹いていない。このあとも穏やかな気象条件が続いて絶好のコンディションでレースが行われそうだ。予想最高気温は15℃。
 
 麻生慎介は昨6Rで1着となり、2004年5月のデビュー以来、4501走目で通算1000勝を達成。「そこまで意識はしていなかったが、節目がスムーズに達成できて良かった。これで今節は勢いに乗りたい」と予選は2位で通過しており、このまま優出弾みをつけたいところ。
 
 女子は2名が準優に進出した。倉持莉々(5、10R)は予選3位。「回転を上げてレースはしやすくなった。全体的に上向いているけど、ちょっと引き波を越える感じは気になっているし、何か少しずつ違う」と仕上がりに関しては納得していない様子。ただ準優1枠を伝えると「頑張ります!」と力強く話してくれた。大豆生田蒼(1、12R)は「チルトはマイナスにしたほうが乗りやすいけど、朝の時間帯のほうが良い。ペラは触らずチルト0度も考えます」と得点率18位で準優勝戦に滑り込んだ。この勢いで優出も決まるか。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは大豆生田蒼(1、12R)、向井田直弥(1、8R)、松田竜馬(2、12R)、齊藤優(2、11R)。
 
~機力評価~
機力上位…田中和也、野見山拓己、吉永浩則、渡辺千草、里岡右貴、松本博昭
機力劣勢…松村敏、松下知幸、森貴洋、野間大樹、表健太、佐藤駿介、谷口佳蓮、門田栞、井上遥妃
 
一発期待…9R4枠・阪本勇介
 
☆目指せ初1着☆
門田栞、井上遥妃
 
~2日目決まり手~※()は今節累計
逃げ    6本(10本)
捲り    3本(5本)
捲り差し  1本(3本)
差し    1本(4本)
抜き    1本(2本)
恵まれ   0本(0本)
 
~2日目コース別1着回数~※()は今節累計
1コース  7回(12回)
2コース  1回(5回)
3コース  1回(3回)
4コース  2回(2回)
5コース  1回(2回)
6コース  0回(0回)
 
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