きょうも早朝から厳しい暑さ。風は引き続き穏やか（２メートル前後の向かい）で水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「夏のマーゴの湯記念競走」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。主役は１枠をゲットした三浦永理。パワーは間違いなく節イチ級。Sさえ五分に行けば逃げ切り当然だが、男子勢も黙ってはいない。その１番手が３枠・里岡右貴。動きは変わらずスムーズ。近代ボートレースではインの次にいい枠は３。絶好の攻め位置で捲り、捲り差しと自在に運べる強みがある。ただ２枠・藤山雅弘、そして唯一の地元である４枠・杉山裕也も侮れない存在。外枠コンビも動き軽快で、２、３着なら十分にある。舟券で儲けて、その後はゆっくりとマーゴの湯で汗を流したいものだ。もちろん風呂上りのビールも最高だ！果たして、美酒に酔えるのか、はたまたやけ酒となるのか…。なお、きょうから上野拓馬（１、６R）が追加参戦する。最後に今節のインの成績は１着23本、２着１本、３着３本、着外９本で１着率63％、２連対率66％、３連対率75％となっている。　

〇今節の欠場選手
加藤奈月（私傷病）、篠木亜衣花（家事都合）

〇今節の追加選手
松本怜、内山七海

〇途中帰郷
三浦洋次朗（家事都合で２日目より欠場）、小倉康典（私傷病で３日目より欠場）、岩永雅人（公傷で３日目より欠場）、大谷直弘（公傷で４日目より欠場）、山田亮太（公傷で４日目より欠場）

〇途中追加
上野拓馬（４日目から追加）

〇優出選手のV実績
１枠・三浦永理…ことし５月蒲郡ヴィーナス以来、38度目のVをめざす
２枠・藤山雅弘…21年12月江戸川以来、８度目のVをめざす
３枠・里岡右貴…ことし３月平和島以来、13度目のVをめざす
４枠・杉山裕也…ことし３月当地以来、25度目のVをめざす
５枠・若狭奈美子…19年５月児島ヴィーナス以来、２度目のVをめざす
６枠・乙津康志…18年12月江戸川以来、19度目のVをめざす

〇パワーベスト５
第１位・三浦永理（きのうの準優では中がへこむ嫌な展開になりながら強パワーでねじ伏せた。足は節イチ級だ！王道Vをめざす）
第２位・里岡右貴（オール３連対をしっかりキープ。行き足から伸びもいいし、出足も悪くなく上位に近い足）
第３位・藤山雅弘（三浦とともにオール２連対と抜群の安定感。日増しにパワーアップしており、バランスが取れて水準以上）
第４位・若狭奈美子（優勝戦５枠）（準優でも２コースからしっかり差して２着をキープ。レース足中心に好仕上がり）
第５位・乙津康志（優勝戦６枠）（準優は４カドから好スタートを決めて攻めたが、三浦のパワーにしてやられた。ただ乙津の気配もかなりいい）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
石本が飛び出したがF。
２回目…並び１２３/４５６
坂東がインから仕掛けたが、内２艇はF。
２R
１回目…並び１２３/４５６
インの永田だけが遅れた。ただ永田、長谷川以外はF。
２回目…並び１２６３４/５
永田がインから持たす感じ。
３R
１回目…並び１２３/４５６
田村が少し出て行ったがF。
２回目…並び１２３/４５６
仕掛けた内山と松本はF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
山田と井手が少し遅れたが全艇F。
２回目…並び１２３/４５６
前田がインから持たす感じも杢野、篠原以外はF。

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　３日間の予選が終了。本日は予選を突破した１８名によって準優勝戦が行われる。２日目まで戦線を引っ張ってきた秦英悟が６・２着と後退すると、一方で大上卓人が３日目連勝、６戦４勝を挙げ逆転で予選トップ通過。２日目から上位着を並べた夏山亮平と秋山広一の３名が準優絶好枠を得た。準優進出ボーダーラインは山下流心の６・００で、同率ながら安河内健が上位着の差で次点に終わっている。なお、森岡満郎は私傷病、尾崎雄二は公傷でそれぞれ途中帰郷。
　
　満潮・１０：１７、１３８ｃｍ（５Ｒ発売中）、干潮・１６：５６、６２ｃｍ。潮回りは小潮。５Ｒ発売中にに満潮時刻を迎える。その後は潮位は下がり続けるが、昨日までに比べると潮位の変動は緩やか。レース中の潮位変動は最大で約５５ｃｍ程度。
　
　０７：３８現在、天候・曇り、気温２６℃、南東の風２ｍ（ホーム向い風）。青空が広がっているが、部分的に雲が広がっており、朝イチのスタート特訓が始まる頃から雨が降り出してきた。雨雲レーダーを見ると、お昼ごろまでは降ったり止んだりする気配。風は南寄りから穏やかに吹いているが、午後になると昨日同様に６ｍ前後吹く予報だ。予想最高気温は３２℃。
　
　大上卓人（６、１２Ｒ）「チルトはマイナスの方が押し感があって乗りやすかった。前半は回った後に追いつく感じがあったし、出足は好きな感じ。伸びは普通だけど、バランスが取れて悪くない。スタートは頑張って行っている」と日増しに調整を合わせている。準優はインからキッチリ逃げて優勝戦の絶好枠を目指す。
　
　２位通過の夏山亮平（４、１１Ｒ）は「２日目からは何もしなかったけど、変わらず回り足から出足、行き足までのつながりが良いです。３日目は少し回りすぎていたので微調整」と２日目のペラ調整で全体的に気配は向上しており、インからしっかり逃げて優出を決めたいところ。
　
　秦英悟（５、１１Ｒ）「前半（昨２Ｒ）はまったくダメだった。後半（昨１１Ｒ）は直っていたけど、合わないとエンジンの悪いところが出る感じ」と低調機の悪い部分が露呈してしまった格好。３日目の成績は６・２着。「崖っぷちになったね」とダービー勝率を低下させていよいよ正念場。「準優は２コースから差しますよ」とまだまだ諦めていないだけに、残り２日間、全力プレーを誓っていた。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは板橋侑我（１、１１Ｒ）、武富智亮（２、１２Ｒ）、松本一毅（２、１１Ｒ）、村岡賢人（３、１２Ｒ）、小野達哉（３、１０Ｒ）。
　
～機力評価～
機力上位…小野達哉、夏山亮平、村岡賢人、大上卓人、松本一毅、武富智亮、深井利寿
機力劣勢…田添康介、小林基樹、後藤孝義、大塚浩二、藤本佳史、豊田泰洋、堤啓輔、市川健太、松井貫太、三木晴斗、坂井滉哉
一発期待…６Ｒ５枠・秋山広一
　
～３日目決まり手～　※（）は今節累計
逃げ　　　　２本（１２本）
捲り　　　　２本（４本）
捲り差し　　５本（９本）
差し　　　　３本（８本）
抜き　　　　０本（３本）
恵まれ　　　０本（０本）
　
～３日目コース別１着回数～　※（）は今節累計
１コース　　２回（１４回）
２コース　　２回（６回）
３コース　　３回（６回）
４コース　　３回（６回）
５コース　　１回（３回）
６コース　　１回（１回）
　
★Ｆ休み未消化選手★
『３０日』
酒見峻介（８／５～）、安河内健（１０／７～）
　
★目指せ初１着！★
三木晴斗、坂井滉哉
　
★第７０回ＳＧボートレースダービー（蒲郡）勝負駆け状況★（選考締切は７／３１）
※ひまひまデータ参照、７／２３終了時点のボーダーラインは７・２２。
秦英悟（５、１１Ｒ）　　７・１６　　選考順位６０位
　
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