きょうも気持ちのいい青空が広がっている。ただ天気は下り坂で夕方には雨が降り出す予報が出ている。風はほとんどなく水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「G３マスターズリーグ第７戦常滑レジェンドカップ」の予選２日目が行われる。まずは初日の動きを振り返ってみたい。注目のメインのDR戦は人気の地元・仲口博崇（きょうの出番３、９R）が何とか逃げ切った。ただ足自体は中堅より少しいい程度。気配なら２、３着の三角哲男（６、12R）、大平誉史明（５、10R）のほうが良さそう。ただ、こちらも中堅上位レベル。上位級の気配を見せたのは予選スタート組の選手。まずは黒崎竜也（３、12R）。展示タイムは秀逸だし、出足関係もまずまずで、きょうは狙ってみる価値十分。伊藤誠二（４、８R）もかなりいいレベル。他にも國崎良春（４、12R）、柴田光（７、11R）、金子良昭（11R）、淺香文武（１、７R）、清水紀克（５R）、菊池峰晴（１R）らが好気配。最後に初日のインの成績は１着８本、２着２本、３着０本、着外２本で１着率66％、２、３連対率83％となっている。　

〇今節の欠場選手
宮武英司（私傷病）、横井光弘（家事都合）、中岡正彦（家事都合）

〇今節の追加選手
岡部哲、浦上拓也、石川吉鎬

〇A１、A２勝負…10月12日現在、A1ボーダー（６・15）、A２ボーダー（５・40）
A1…吉川昭男（６・09）、仲口博崇（６・03）、柴田光（６・02）、村越篤（６・01）、大賀広幸（６・00）

A２…石川吉鎬（５・47）、都築正治（５・43）、上田洋平（５・36）、淺香文武（５・29）、小野信樹（５・26）、河合三弘（５・24）、岡本猛（５・23）、岡部哲（５・22）

〇事故率の高い（０・50以上）選手
柴田光（０・52）

〇パワーベスト５
第１位・黒崎竜也（展示タイムは秀逸。伸びはもちろんのことレース足も上々）
第２位・伊藤誠二（初日は４カド捲りと５コースから２着と上々の滑り出し。S後に伸びるし、レース足もスムーズ）
第３位・金子良昭（初日はイン逃げと３コースから２着。行き足がいいし、出足関係もいい）
第４位・菊池峰晴（出足関係はそれほどでもないが、Sしてからグイッと伸びる。穴党は注目）
第５位・清水紀克（深い進入からでも持たす行き足がある。競っても劣る足ではない）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
淺香が少し出て行ったが、江本以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
川上の逃げ態勢。
２R
１回目…並び１２３/４５６
小野、都築が飛び出したが、岡本、大賀以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
都築が飛び出したが、小野以外はF。
３R
１回目…並び１２３４６/５
西田、仲口が仕掛けたが、内から伸び返したのが黒崎。ただ樋江井、細川以外はF。
２回目…並び１２３４６/５
進入は４対１対１で仕掛けた村越、黒崎、西田はF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
伊藤の逃げ態勢も國崎、広瀬以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
伊藤と塚原が遅れたが、外２艇はF。

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　本日は準優勝戦日です。満潮は09:30、干潮15:22、大潮で潮位差は141センチ、ホーム追い風３メートルの予報です。
　エース61号機のパワーを引き出している山本寛久(10Ｒ)に注目です。得点率は今垣光太郎(10Ｒ)と並んで３位タイで、しかも成績も全くの一緒。最後は上りタイムの差で決着がつき、山本が最後の準優１号艇をつかみ取りました。流れは完全にきており、児島地区選以来となる今年２度目のＧⅠ優出に期待しましょう。

～朝特訓の各レースの比較（１～３Ｒ）～
１Ｒ・①小野達哉＝②永井源＝③西山貴浩＝④渡邉優美＝⑤羽野諒＝⑥入海馨
２Ｒ・①魚谷智之＝②深井利寿＝③守屋美穂＝④山口裕二＝⑥丸野一樹（⑤谷野錬志は不参加）
３Ｒ・①山口達也＞②有賀達也＝③黒野元基＝④海野康志郎＝⑤宮地元輝＝⑥遠藤エミ

～機力評価ランク（４日目終了後（）内は出足と伸び足の評価）～
Ｓランク…山本寛久(◎◎)
Ａ＋ランク…中島孝平(○◎)、深谷知博(○○)、上條暢嵩(○◎)
Ａランク…今垣光太郎(○◎)、谷村一哉(○○)、石野貴之(○◎)、仲谷颯仁(◎○)、吉田裕平(○◎)、篠原飛翔(○◎)
そのほかで機力好調…峰竜太(◎○)、篠崎元志(◎○)、青木玄太(◎○)、前田将太(◎○)
機力低調…古結宏(△○)、西山貴浩(○△)、宮地元輝(○△)、丸野一樹(△○)、近江翔吾(○△)、黒野元基(○△)
一発期待…11Ｒ３枠・上條暢嵩

～現行モーターのオリジナル展示トップの成績（４日目終了後、（）内は通算）～
１周タイム…１着率・36.0％（43.7％）、２連率・54.0％（63.7％）
回り足タイム…１着率・22.5％（31.4％）、２連率・42.9％（51.5％）
直線タイム…１着率・19.3％（21.3％）、２連率・36.8％（38.0％）
※オリジナル展示が２つ、もしくは３つ全てトップの場合。
２つ…１着率・34.3％（43.1％）、２連率・48.6％（62.3％）
３つ…１着率・25.0％（55.3％）、２連率・75.0％（70.9％）

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　初日は連勝を決めた選手が不在で、混戦模様の序盤戦となったが、ドリーム戦を制した市橋卓士をはじめ、森高一真、井上忠政、柳橋宏紀が２走２連対で上々の滑り出しを見せている。なお、麻生慎介は私傷病、青木幸太郎は公傷で途中帰郷となった。
　
　満潮・０６：４０、１５７ｃｍ、干潮・１２：４８、４５ｃｍ（１０Ｒ発売中）。潮回りは大潮。初日同様、午前中がホーム追い潮、午後になると緩やかなホーム向い潮傾向。本日も大潮ということで、潮の流れは速くなる傾向。レース中の潮位変動は最大で約９０ｃｍ程度。
　
　０７：３８現在、天候・曇り、気温１８℃、南東の風２ｍ（ホーム向い風）。日差しは出ているが、厚い雲に覆われている。このあと天気は下り坂で、お昼以降は雨が降る時間帯があるかもしれない。予想最高気温は２１℃。
　
　市橋卓士（６、１１Ｒ）は「何かがおかしい。今（ドリーム戦）のも差されたと思っていた。微調整はしているけど、色々とやっていかないといけない」と初日ドリーム戦を制したが、表情は冴えない。同じく２着の森高一真（７、１２Ｒ）は「足は悪くない。行き足とかはいいけど、乗り心地やカカリが良くない。ペラ調整になると思う」とこちらも足は
　
　桑原将光（４、１２Ｒ）は初日１回乗り（昨９Ｒ）を３コースから捲りで制した。「道中で乗りにくさがあった。勝てたけど、初動もイマイチだったし、本当は２着のターンだった。でも、スタートも狙ったところへしっかり行けたし、バランスが取れていて出ていますね。あとは乗り心地がくれば完璧です」と３２号機の力を存分に発揮している様子。２日目１２Ｒは５枠で登場するが、このレースがＶ争いの大きな分岐点となりそうだ。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは河野大（２、１０Ｒ）、渡辺崇（２、９Ｒ）、早川尚人（２Ｒ）、古賀繁輝（３、１０Ｒ）、浅見宗孝（３、１２Ｒ）。
　
～機力評価～
機力上位…桑原将光、滝沢芳行、川口貴久、井上忠政、浅見宗孝、福来剛、原加央理
機力劣勢…角浜修、長谷川親王、藤井徹、佐々木裕美、岩井繁、高橋直哉、宮村勇哉、田中博子
一発期待…１０Ｒ４枠・河野大
　
～初日決まり手～
逃げ　　　　６本
捲り　　　　２本
捲り差し　　２本
差し　　　　０本
抜き　　　　２本
恵まれ　　　０本
　
～初日コース別１着回数～
１コース　　６回
２コース　　２回
３コース　　２回
４コース　　０回
５コース　　２回
６コース　　０回
　
★Ｆ休み未消化選手★
『３０日間』
篠原晟弥（１０／１８～）
　
★２０２４年前期級別勝負駆け状況★
※級別横の（）は１０／１３終了時点推定ボーダーライン、ひまひまデータ参照
～Ａ１級（６・１６）～
河野大（２、１０Ｒ）　　６・３４
間嶋仁志（５、１１Ｒ）　６・２２
～Ａ２級（５・４０）～
内山峻輔（９Ｒ）　　　　５・３４
原加央理（４、８Ｒ）　　５・３３
南佑典（３、９Ｒ）　　　５・３１
　
★今期事故率０・５０以上★
なし
　
★当地久々出場（３年以上）★
間嶋仁志（５年５カ月ぶり）
柳橋宏紀（３年５カ月ぶり）
　
★目指せ初１着★
門田栞
　
★当地初出場★
宮村勇哉
　
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