2020.08.15
【鳴門】第53回渦王杯競走(5日目)
渦王杯は開催5日目。4日間の予選バトルが終了していよいよ準優勝戦に突入します。4日目の決まり手は逃げと差しが4本、捲り差し3本、抜き1本と、捲りはゼロだった一方で2~5コースの差し、捲り差しが半数以上を占めました。なお三宅健太はフライングの為、賞典除外。また、沢田昭宏が5日目より追加参戦となっています。
満潮・18:33、干潮・11:14。潮回りは長潮から若潮に変わりますが、本日も1Rから終盤にかけて潮位が上昇します。ホームに対して向い潮の状況が続き、潮位の変動は最大で約90cmと4日目に比べると大きくなります。
11:19現在、天候・晴れ、気温30℃、北西の風3m(ホーム追い風)。うだるような暑さが本日も続いています。風は北寄りから緩やかに吹く程度で、このあとも落ち着いた競走水面となりそうです。予想最高気温は36℃です。
4日目を終了し得点率トップは7戦3勝、オール3連対の興津藍。一宮稔弘が2位、秦英悟が3位として準優絶好枠を得ています。準優ボーダーは5・71と低下し小池修平が滑り込み、同率の着順点差で島村隆幸が敗退しました。
予選トップ通過となった興津藍(8、12R)は「エンジンの力はあると思う。乗り心地を合わせていくだけ。細かな調整になる」と話せば、同じく2位で通過した一宮稔弘(3、11R)は「伸び型でいい足。もう大きなことはしないつもりです」と伸びに特化した仕上がりです。
秦英悟(5、10R)は「行き足からターン回りがいいし、乗り心地もよくなっている。ここまでイメージ通りに調整ができている」と予選3位で通過しました。当地のお盆戦は3年ぶりで、予選オール2連対を決めて準優勝。前回6月戦においては優勝しており、相性の良さを発揮しています。
午前中の試運転、スタート特訓で動きが良く見えたのは川田正人(1、11R)、秦英悟(2、10R)、一宮稔弘(3、11R)、丸尾義孝(4、11R)、西野雄貴(5、12R)でした。
~機力評価~
節イチ!…興津藍
機力上位…一宮稔弘、秦英悟、古川健、烏野賢太、佐々木和伸、丸尾義孝、林美憲、川田正人
機力劣勢…大平誉史明、武田信一、堀本和也、松下潤、豊田聡、福嶋智之、川崎公靖、玄馬徹、三宅健太
一発期待…9R6枠・島村隆幸、12R4枠・古川健
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