2024.12.06

【鳴門】GⅠ大渦大賞開設71周年記念競走(4日目)

 3日目を終えて河合佑樹が5戦3勝オール3連対でトップに立つと、山田祐也が2日目からの3連勝で2位に浮上、3位は得点率8・00で池田浩二と中村晃朋、藤原碧生の3人で並んでいる。また準優進出ボーダーを6・00に想定すると、先の5名に加えて、峰竜太と寺田祥の7名までが無事故完走当確の状況で、残り11枠を懸けた予選ラストの戦いが繰り広げられる。なお、島田賢人と塩田北斗はFで賞典除外、岡祐臣は公傷で途中帰郷となった。
 
 満潮・11:56、113cm(4R発売中)、干潮・15:39、100cm(12R発売中)。潮回りは中潮。朝は潮位が高くて、ホーム向い潮傾向で始まるが、5R以降は徐々に潮位は下がり、ホーム追い潮傾向に。11R終了後に干潮を迎えると、12Rは潮止まり傾向となる。レース中の潮位変動は最大でも約15cm程度で、本日も潮の流れは穏やかなほうだ。
 
 09:52現在、天候・晴れ、気温12℃、南西の風2m(ホーム追い風)。早朝の試運転とスタート特訓の時間帯は実に穏やかな水面になっていたが、この後は北西の風が6m前後吹く予報となっており、昨日までと同様にやや荒れた水面コンディションとなりそうだ。予想最高気温は14℃。
 
 河合佑樹(9R)は「舟が浮いてしまって、バックはレバーを放ってしまった。寺田(祥)さんに差されましたが、乗り方で対処できたと思います。スリット付近に余裕があるし、舟の向きも悪くない。どちらかに寄せるとかあるけど、総合的に見れば自分が一番出ているくらいの手応えはあります」とここまで5戦3勝、オール3連対とパワーを存分に発揮。予選ラストは6枠とあって、予選トップ通過を目指すためにも最大の試練となりそうだ。
 地元勢は山田祐也(7、12R)、林美憲(1、8R)、田村隆信(2、8R)、島村隆幸(4、10R)の4名が準優進出へ望みをつなげた。中でも山田は得点率2位で好位置につけている。「安定板が外れてチルトをマイナスに下げたけど、足は変わらず良い。足合わせだとチラホラと良い人もいるけど、レースで負けるような人はいないと思う」と手応えは上々のようだ。「優勝できるだけの状態はあると思うし、あとは自分が空回りしないようにしていくだけ」とも話しており、残り3日間はさらに力を込めて走る。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは島田賢人(1、10R)、林美憲(1、8R)、齊藤仁(2、7R)、上條嘉嗣(2、11R)、藤岡俊介(3、12R)、小坂尚哉(4R)。
 
★機力評価★
ツートップ!…山田祐也、河合佑樹
機力上位…池田浩二、佐々木完太、林美憲、寺田祥、齊藤仁、藤原碧生、塩田北斗
機力劣勢…烏野賢太、金田論、松田大志郎、村岡賢人、君島秀三、麻生慎介、坂元浩仁、竹田和哉
一発期待…4R3枠・小坂尚哉
 
★3日目決まり手★※()は今節累計
逃げ    4本(14本)
捲り    1本(4本)
捲り差し  2本(9本)
差し    2本(5本)
抜き    2本(3本)
恵まれ   1本(1本)
 
★3日目コース別1着回数★※()は今節累計
1コース  5回(15回)
2コース  2回(3回)
3コース  2回(8回)
4コース  1回(4回)
5コース  2回(6回)
6コース  0回(0回)
 
★今節の部品交換状況★
【初日】
坪井康晴【76号機】(1R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
片岡雅裕【71号機】(2R・クランクシャフト)
海野康志郎【36号機】(3R・ギヤケース、10R・ピストン2個、ピストンリング1本)
定松勇樹【33号機】(4R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
齊藤仁【23号機】(5R・新プロペラ)
松田大志郎【67号機】(5R・ピストンリング2本)
中村晃朋【58号機】(5R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、ギヤケース、キャリアボデー)
峰竜太【18号機】(6R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、ギヤケース、キャリアボデー、11R・ギヤケース、キャリアボデー)
田村隆信【66号機】(7R・シリンダケース)
船岡洋一郎【55号機】(8R・キャブレタ)
寺田祥【59号機】(9R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
長田頼宗【51号機】(9R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、キャリアボデー)
島村隆幸【19号機】(12R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
【2日目】
吉田拡郎【64号機】(1R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
船岡洋一郎【55号機】(3R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
君島秀三【37号機】(3R・キャリアボデー)
海野康志郎【36号機】(4R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
金田論【68号機】(6R・ギヤケース)
竹田和哉【27号機】(10R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)石渡鉄兵【31号機】(11R・新プロペラ)
峰竜太【18号機】(12R・ピストン2個、ギヤケース、キャリアボデー)
田村隆信【66号機】(12R・ピストン2個、ピストンリング4本、ギヤケース)
片岡雅裕【71号機】(12R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)寺田祥【59号機】(9R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、ギヤケース)
【3日目】
島村隆幸(1R・ピストンリング2本)
海野康志郎【36号機】(1R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
菊地孝平【75号機】(2R・ギヤケース)
船岡洋一郎【55号機】(6R・キャブレタ、ギヤケース、キャリアボデー)
宮地元輝【16号機】(6R・ピストンリング2本)
丸岡正典【10号機】(7R・新プロペラ)
岡祐臣【79号機】(12R・電気系統一式)
 
★減点者一覧★
上田龍星(初日1R・不良航法-10点)
黒野元基(2日目4R・不良航法-10点)
長田頼宗(2日目8R・不良航法-10点)
岡祐臣(3日目2R・転覆+不良航法-15点)
 
★賞典除外選手★
塩田北斗(3日目8R・フライング)
島田賢人(3日目8R・フライング)
 
★途中帰郷選手★
市橋卓士(初日・公傷)
岡祐臣(3日目・公傷)
 
★F・L休み未消化選手★
【前期未消化分30日】
吉川元浩(12/9~)
湯川浩司(12/9~+5日)
島田賢人(12/9~)
高倉和士(12/9~)
佐藤博亮(12/9~)
【今期未消化分30日】
池田浩二(1/20~)
島田賢人(2/15~)
塩田北斗(2/16~)
近江翔吾(2/9~)
上田龍星(2/7~)
 
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2024.12.06

【とこなめ】第4回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競走(最終日)

 早朝は日差したっぷりだったが、今(午前9時30分ごろ)は雲が目立つようになってきた。そのぶん、少し前まではやや強め(4メートル前後)の向かい風が吹く水面状況だったが、今は少し弱まっている。ただ予報では強めの向かい風が吹きそうだが…。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第4回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競走」の最終日が行われる。メインは最終第12Rで争われる優勝戦。まずはきのうの準優3番勝負を振り返ってみたい。先陣を切って行われた10Rでは、前半、悔しい転覆失格となった上野秀和が、力強くインから押し切った。2着には5コースから素晴らしい捲り差しを見せた柴田友和が2マークで浮田圭浩(きょうの出番2、10R)を差し交して2着を死守。続く11Rは2コースの中里英夫(5、10R)がトップSを決め、水摩敦にとっては絶好のカベとなりインから押し切った。2着争いは地元若手コンビの川原涼(8R)と大場恒季が最後までデットヒートを繰り広げたが、最後に大場が競り勝った。ちなみに川原涼は待機行動違反で賞典除外。最後の12RはS展示と位置が大きく変わり、絶好の4カドとなった伊藤将吉が得点率トップに浮上した渡邉雄朗のインを捲り差しで突破。この結果、ファイナルの1枠をゲットしたのは水摩。足は中堅上位レベルだが、今節のインは2戦2勝。それなら最後も押し切るか。ただ怖いのは4枠・渡邉雄。前節の永田啓と同じく勝てば、ことし6Vとなり来年のSGクラシック出場も視野に入ってくる。それだけに気合のSを決めてくる可能性はかなり高い。さらに他の4選手も十分チャンスはある足だし、その上、風が強まる恐れもあり、水面状況も気になるところ。それだけに波乱要素もたっぷりある。ちなみに1Rから安定板が使用される。なお、最終日から西尾亮輔(2、8R)、横田海人(3、7R)が追加参戦する。最後に今節のインの成績は1着17本、2着7本、3着1本、着外11本で1着率47%、2連対率66%、3連対率69%となっている。 

〇途中帰郷
松下誉士(私傷病のため、3日目から欠場)、繁野谷圭介(公傷のため、3日目から欠場)、久保原秀人(公傷のため、最終日は欠場)、川尻泰輔(公傷のため、最終日は欠場)

〇途中追加
西尾亮輔、横田海人

〇今期適用勝率ベスト5
第1位・渡邉雄朗…6・77
第2位・佐藤大介…6・56
第3位・山室展弘…6・44
第4位・赤羽克也…6・38
第5位・伊藤将吉…6・34

〇新勝率ベスト5
第1位・渡邉雄朗…6・79
第2位・佐藤大介、伊藤将吉…6・24
第4位・泥谷一毅…6・19
第5位・大場恒季…6・13

〇めざせ!水神祭
横田海人

〇今節のパワーベスト5
第1位・上野秀和(3日目前半は転覆したが、準優ではその影響はなく力強くイン押し切った。行き足がいいし、回ってからも軽快でファイナルでも要注意)
第2位・川原涼(準優は3カドにしたが、競り負け3着。さらに待機行動違反も取られ、賞典除外に。ただ行き足がいいし、他も実にスムーズ)
第3位・柴田友和(2日目から見違える足になっている。特に準優では5コースから素晴らしい捲り差しで2着に食い込んだ足にはびっくり。デビュー25年目で悲願の初Vをめざす。大外でも軽視できない足だ!)
第4位・浮田圭浩(準優では悔しい3着に終わったが、出足、伸びとバランスが取れて高いレベルの足)
第5位・岩田凌(4、10R)(準優ではピット離れで遅れ大外に回ったのが大きな敗因。安定板がなければかなりいい足で穴党は注目)

〇優出選手のV実績
1枠・水摩敦…23年10月三国以来、通算19回目(当地3回目)のVをめざす
2枠・伊藤将吉…ことし1月児島以来、通算38回目(当地初、ことし2回目)のVをめざす
3枠・上野秀和…12年8月芦屋以来、通算2回目のVをめざす
4枠・渡邉雄朗…ことし10月多摩川以来、通算10回目(当地初&ことし6回目)のVをめざす
5枠・大場恒季…ことし9月尼崎以来、通算2回目のVをめざす
6枠・柴田友和…99年11月デビュー以来、16回目の優出で悲願の初Vをめざす

〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
田中と荒井が仕掛けたが、ともにF。
2回目…並び123/456
新出が遅れたが、田中、川合、村田はF。
2R
1回目…並び12/456(山室は不参加)
カドから志道が飛び出した。
2回目…並び12/456(山室は不参加)
森作がインから持たす感じ。
3R
1回目…並び123/456
齋藤がインから仕掛けたがF。
2回目…並び12/3456
菅沼が3カドにしたが遅れた。ただ飛び出した横田はF。
4R
1回目…並び12/456(阪本は不参加)
井上がインから仕掛けたが、内2艇はF。
2回目…並び124/56(阪本は不参加)
ここも井上が仕掛けたがF。

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ボートレースとこなめHP http://www.boatrace-tokoname.jp/raceguide/kyogi06