2023.03.14

【鳴門】GⅢ第20回オロナミンCカップ競走(5日目)

 昨日の4日目は強風の影響で1Rより安定板を使用、さらに2R以降は周回を短縮して行われた。本日は開催5日目、べスト18が出そろった。小野達哉が4日目1・6着に終わったが、得点率8・00トップを守り切った。菅章哉が2位、三嶌誠司が3位となり、準優勝戦の絶好枠を得ている。準優進出ボーダーは6・00で5名並んだが、木下翔太が18位となり、烏野賢太、森悠稀、繁野谷圭介は同率ながら上位着本数の差で惜しくも予選敗退となった。なお、川崎公靖は家事都合、峰重侑治は私傷病で途中帰郷。
 
 満潮・10:03、113cm(5R発売中)、干潮・18:02、33cm。潮回りは小潮。5Rまでは緩やかなホーム向い潮だが、中盤から終盤はホーム追い潮に変わる。レース中の潮位変動は最大で約55cm。
 
 07:45現在、天候・晴れ、気温7℃、北の風1m(ホーム左横風)。昨日の強風から一転して穏やかな競走水面となっている。このあとも北寄りの風が2m前後の予報。序盤のような季節を先取りした暖かさは今日も感じられず気温は平年並みといったところ。予想最高気温は14℃。
 
 小野達哉(4、12R)はほとんど大崩れのない走りで予選トップ通過。「後半(昨10R)はターン漏れしていてレースの失敗。足はバランスが取れて全体にいい感じ。特にいいのはレース足だけど、どこかに偏ってる足ではない。行き足も良くてスタートもしやすい。安定板が外れたらペラの微調整」と水面状況の変化にも上手く対応しており、優勝戦の絶好枠を懸けた大事なイン戦となる。
 
 三嶌誠司(3、10R)は昨11Rで2コースから捲りを放つも、高橋正男の2段捲りが成功。それでも2着に粘り込んだ。「エンジン勝率以上の感じがあるし、足は上々の仕上がり。インからしっかりとスタートを決めたい」と伸び寄りの仕上がりだが、出足、回り足も中堅上位クラス。当地連続優出へ先マイあるのみだ。
 
 地元勢で得点最上位で予選を通過したのは菅章哉(2、11R)。「この水面(安定板使用)でエンジン差がなくなったので逃げ切れた。エンジンのポテンシャルはこぢんまりしていていろんな調整が必要」とスロー仕様で調整に苦労し、チルトを跳ねた調整も飛び出すような伸びはここまで見られなかった。準優は絶好枠で登場するが、市橋卓士(5、11R)、佐々木和伸(4、11R)、田村隆信(3、11R)と地元の予選通過者がすべてこのレースに集まっている。メンバーを確認すると「自在に行きます」と話すも、優出を目指してイン主張は濃厚で、スタートに集中したいところ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは松崎祐太郎(1、12R)、森悠稀(2、6R)、尾嶋一広(2、10R)、佐々木和伸(4、11R)、早川尚人(7、11R)。
 
~機力評価~
機力上位…小野達哉、三嶌誠司、永嶋裕一、山本景士郎、繁野谷圭介、早川尚人、森悠稀
機力劣勢…三好勇人、川崎公靖、木場雄二郎、河野主樹、竹田吉行、前田聖文
一発期待…9R5枠・西野雄貴
 
~4日目決まり手~※()は今節累計
逃げ    4本(24本)
捲り    4本(9本)
捲り差し  1本(6本)
差し    3本(7本)
抜き    0本(2本)
恵まれ   0本(0本)
 
~4日目コース別1着回数~※()は今節累計
1コース  4回(25回)
2コース  3回(8回)
3コース  2回(8回)
4コース  1回(2回)
5コース  2回(4回)
6コース  0回(1回)
 
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