昨日行われた準優勝戦。１０Ｒは人気の岡部大輔がイン速攻を決めるも、コンマ０１のＦで賞典除外。追走していた上田洋平が繰り上がりで１着、秦英悟が２着。１１Ｒは逃げる大久保信一郎の懐を差した山室展弘が先行したが、１周２マークで大久保が逆転。１２Ｒは吉田凌太朗が他艇を寄せ付けずイン逃げ。長谷川巌が混戦となった２着争いを制した。本日はベスト６が出そろい、優勝戦が行われる。なお、垂水悠と田中駿兵が最終日のみ追加参戦。
満潮・１５：１７、１１７ｃｍ、干潮・０６：０１、３３ｃｍ。潮回りは小潮。潮位は朝から緩やかに上昇傾向、優勝戦の時間帯までホーム追い潮傾向が続く。レース中の潮位変動は最大で約５５ｃｍ程度。
０７：３８現在、天候・曇り、気温１５℃、北西の風５ｍ（ホーム追い風）。今朝は雲に覆われているが、２マーク後方は青空が広がっており、日中は晴れ予報。風は若干強く吹いており、朝のスタート特訓が始まる直前（０７：４５）に水面の所々にうねりが生じてきた。このあとも強く吹く予報となっており、イン逃げが決まりにくい気象条件だ。なお、１Ｒより安定板を使用して、周回展示１周、レースは２周で行われることとなった。予想最高気温は１８℃。
～１２Ｒ優勝戦コメント～
①吉田凌太朗「準優勝戦は回転が合っていました。行き足のよさが特長です。準優は練習していないところからの起こしになったのでスタートは少し様子を見た。進入が深くなってもスリットで余裕はあります。ピット離れは問題ないのでインからスタート集中していきます」
②大久保信一郎「後半はペラ調整をしていい足だった。でも伸びは上がいるし、出足型。少しロスしている感じはあるので本体を割ることも考えている。コースは臨機応変にいく」
③上田洋平「序盤に比べて合ってきている。ターン足はいいところまできている。伸びはつかないと思うのでターン足を重視していく。スタートは届いていない。伸びることはないので、３コースからいきたいけどどうかな」
④秦英悟「安定板が外れても厳しいのは厳しい。昨日からペラを別の形でやり出して、最悪は脱している。それでも足りないのは足りない。行き足とか直球系は直ってきたので、無理やりそこをこさせている感じ。ここからターン回りを良くしたい。」
⑤山室展弘「※コメントなし」
⑥長谷川巌「安定板がつくと合っていなかったけど、（４日目に）外れたらいい足している。回ってからがいいので微調整でいい。枠なりから行くと思う」
①吉田は今回５年１０カ月ぶり２回目の当地戦となったが、ここまで８戦５勝と安定しており、当地が久々とは感じさせない走りで優勝戦の絶好枠を得た。前期は４カ月の出場停止処分を受けた影響で出走回数不足（５５走）となり、来年１月からのＢ級降級が決まっている。しかし、期始めのびわこに続き連続優出を決めて本来の力を発揮している。進入のもつれも予想されるが、しっかりインを確保して今年２回目のＶを目指す。
④秦は低調機に苦しみながらの戦いとなったが、それでも優出にこぎつけて自力の高さを証明した。「前検からを思えば確実に良くなっている。ただ、これで直したなという感じではない。ターン回りがよくなれば、もうひと足期待できるとは思う。鳴門の相性は悪くないと思う」と、話しており、今年３度目のＶへ最善を尽くしていく。
朝イチの試運転＆スタート特訓（２Ｒまで）で動きが良く見えたのは馬袋義則（１、１１Ｒ）、杉村賢也（１、６Ｒ）、前野竜一（２、９Ｒ）。
～機力評価～
機力上位…吉田凌太朗、大久保信一郎、山室展弘、杉山勝匡、重木輝彦、蒲原健太
機力劣勢…草場康幸、飯山晃三、塩田雄一、高野心吾、加藤翔、木幡純也、原村拓也、佐々木大河、垂水悠、田中駿兵
一発期待…９Ｒ５枠・数原魁
～４日目決まり手～
逃げ ８本（２１本）
捲り ０本（２本）
捲り差し １本（６本）
差し １本（１４本）
抜き １本（４本）
恵まれ １本（１本）
～４日目コース別１着回数～
１コース ９回（２３回）
２コース ０回（３回）
３コース ２回（７回）
４コース ０回（７回）
５コース １回（５回）
６コース ０回（３回）
★途中帰郷者★
野口勝弘（２日目・私傷病）
雑賀勇貴（２日目・公傷）
松尾祭（３日目・公傷）
★途中追加者★
垂水悠（最終日より）
田中駿兵（最終日より）
★Ｆ休み未消化選手★
『前期・３０日間』
杉村賢也（１１／２１～）
『今期・３０日間』
村岡賢人（１２／２２～）
『前期・６０日間』
蒲原健太（１１／２１～）
★当地久々出場（３年以上）★
加藤翔（３年９カ月ぶり）
吉田凌太朗（５年１０カ月ぶり）
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