2023.12.24

【鳴門】GⅢ第21回オロナミンCカップ競走(4日目)

 本日は開催4日目、予選最終日を迎えた。3日目はやや強めのホーム追い風が吹くも、安定板の装着はなし。林美憲が伸びを中心に抜群の仕上がりでここまで無傷の5連勝。3日目連勝を決めた高田明が少し離れて続いている。得点率18位は三宅健太、中村晃朋、中岡正彦の5・60と3名が並んでいる。準優進出ボーダーを5・71に想定すると、7名が無事故完走で当確。のこり11枠を懸けた最後の予選バトルが行われる。なお、原村拓也は転覆失格で減点5。中嶋誠一郎と田中太一郎は私傷病、前田篤哉は公傷で途中帰郷となった。
 
 満潮・16:24、130cm、干潮・10:22、70cm(5R本番中)。潮回りは長潮。このあと1Rの時間帯に干潮を迎え、その後は最終レースまで潮位が上昇していくため、ほぼホーム向い潮傾向となる。レース中の潮位変動は最大で約60cm程度。
 
 07:40現在、天候・晴れ、気温3℃、無風状態。放射冷却の影響で冷たい朝となった。風はほとんどなく、絶好の水面コンディション。これから緩やかなホーム追い風傾向でレースは行われそう。予想最高気温は10℃。
 
 林美憲(2、7R)は初日から勝ちっぱなしの5連勝でシリーズをけん引している。「3日目は安定板が外れてペラは少しだけ叩いたが、後半(昨12R)は元に戻した。これはすごく出ていますよ!田村(隆信)と話したけど、これが節イチで、エース機じゃないかな。次節の正月戦もこのエンジンを引きたい」と笑顔を交えながら68号機を評価。初日から軽快な動きで、スリットを過ぎてから伸びる動きは強烈で他を寄せ付けない。強力パワーで予選全勝を目指す勢いだ。
 
 高田明(5、12R)の3日目は昨5Rで3コース捲りを決めると、後半11Rは4カドから仕掛けた川尻泰輔を受け止めながら先マイで振り切り逃げ切った。「一瞬、捲られたと思ったけど、機力の裏付けもあって何とか逃げることができた。安定板が外れても、いい調整ができたと思う。行き足がよくてその延長で伸びもいい。乗り心地も問題はない」と気象条件の変化も上手く対応できた様子。準優絶好枠へ本日の2走は重要だ。
 
 準優進出ボーダー付近は銘柄級が揃っており、予選突破へ鎬を削る。中村晃朋(1、8R)は得点率5・60でまさにボーダーに位置している。「安定板が外れて少し調整を外していたけど、2日目の本体の整備をしてからは戦える足になっている。ペラの微調整でいいと思うし、方向もつかめている」と手応えをつかんでいる様子。予選突破へ2走12点以上がノルマだが、絶好枠も残っている。ここでメドをつけて準優進出へ前進あるのみ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは中村晃朋(1、8R)、三宅健太(2、6R)、林美憲(2、7R)。
 
~機力評価~
節イチ!…林美憲(行き足、伸び◎)
機力上位…高田明、三宅健太、森安弘雅、後藤盛也、下河誉史、小野寺智洋、川尻泰輔
機力劣勢…片岡秀樹、川田正人、横川聖志、水原慎、小林遼太、土屋太朗、田中堅、原村拓也、大森翼
一発期待…11R2枠・森安弘雅
 
★減点者一覧★
仲口博崇(2日目8R・不良航法)-10点
水原慎(2日目10R・不良航法)-10点
野中一平(3日目2R・不良航法)-10点
原村拓也(3日目9R・転覆)-5点
 
★賞典除外選手★
永井源(2日目6R・フライング)
竹間隆晟(2日目6R・フライング)
 
★途中帰郷選手★
渋谷明憲(2日目・公傷)
村上遼(2日目・私傷病)
中嶋誠一郎(3日目・私傷病)
田中太一郎(3日目・私傷病)
前田篤哉(3日目・公傷)
 
~3日目決まり手~※()は今節累計
逃げ    5本(9本)
捲り    5本(12本)
捲り差し  0本(3本)
差し    1本(10本)
抜き    1本(1本)
恵まれ   0本(1本)
 
~3日目コース別1着回数~
1コース  5回(9回)
2コース  2回(9回)
3コース  3回(9回)
4コース  2回(5回)
5コース  0回(2回)
6コース  0回(2回)
 
★F休み未消化選手★
『今期分・30日間』
片岡秀樹(1/27~)
川尻泰輔(1/15~)
永井源(2/11~)
竹間隆晟(2/9~)
 
★当地久々出場(3年以上)★
鈴木勝博(3年3カ月ぶり)
廣瀬真也(4年7カ月ぶり)
 
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