今にも雪が降りそうな曇が覆っていてまさに冬の雲でかなり寒い。ただ風はほとんどなく水面コンディションは良好。そんな中、ボートレースとこなめでは「第１３回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦」の予選最終日となる３日目が行われる。２日目までの得点率でトップに立っているのはV候補筆頭の辻栄蔵（きょうの出番５、12R）。唯一のオール２連対をキープしており、抜群の安定感を誇っている。足的にも上位クラスでこのままVまで突っ走りそうなムード。第２位がDR戦を快勝してから勢いに乗り現在３連勝中の秦英悟（４、10R）。こちらもかなりいい動きを見せている。そして第３位には大上卓人（８、12R）と安田政彦（７、11R）が同率で並んでいる。予選突破の推定ボーダーだが、６．17あたりとみている。A級で勝負が懸かるのは中島友和（３、12R）、川口貴久（２、８R）、江崎一雄（９R）あたり。気になる最新の水面気象状況だが、午前９時55分現在で天候曇り、気温８度、向い風１メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると牧山敦也（１、５R）、前田滉（１、９R）、久田武（２、６R）、岸蔭亮（２、12R）、中島、豊田訓靖（３、10R）、西田靖（３、11R）、菅章哉（５、11R）、安田あたり。

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　本日３日目は、満潮が18:55、干潮は12:17、若潮で潮位差は75センチ、ホーム左横風５メートルの予報です。
　主力陣では、平石和男（４、12Ｒ）が窮地に立っています。初日は攻め切れずに４、３着発進。機力も「回った後が良くないし、スリット付近も伸びられていた」と不調。２日目は12Ｒドリームの１回走りで時間に余裕があったため、キャリアボデーを交換。結果は５着でしたが、「下がらなくなったし、これなら何とか普通はありそう」と上昇ムードです。２日目を終えて得点率は23位タイ。予選突破へひと足早い勝負駆けですが、３日目は２、１枠の好枠デーなので、ポイントアップに期待ができます。
　山田晃大（４、８Ｒ）が、ここまでオール３連対と奮闘中しています。エース26号機はまだ本格化していませんが、それでも「良いエンジンという感触はある」と手応えは上々。「前を向いてから押す感じがあるし、周りからも全然離れないねって言われる。乗り心地が良くなれば、もっと良くなりそう」と伸びシロも感じられます。ほかでは、川上清人(12Ｒ)の機力が急上昇。「めっちゃ良くなりました。出足が強力で、ターン回りも抜群」。普段は控えめなコメントをする方なので、３日目以降は要注目です。

～注目モーター～
Ｓ評価…26号機・山田晃大（前操者は中越博紀）、38号機・山崎聖司（前操者は烏野賢太）
Ａ＋評価…36号機・雑賀勇貴（前操者は魚谷智之）、72号機・岡部哲（前操者は渡邉和将）
Ａ評価…14号機・杉山勝匡（前操者は飯島昌弘）、15号機・宮迫暢彦（前操者は篠崎仁志）、34号機・浜先真範（前操者は今垣光太郎）、70号機・富永修一（前操者は今村豊）

～機力ランク～
出足◎…白井英治、山崎聖司、松下直也、浜先真範、岡部哲、川上清人
伸び足◎…上條暢嵩、雑賀勇貴、杉山勝匡、富永修一、益田啓司、山田晃大
機力劣勢…金子拓矢、三宅爾士、平石和男、山口亮、西尾亮輔
一発期待…８Ｒ５枠・山田晃大、12Ｒ４枠・川上清人

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