きょうはやっと天気が回復。今節、初めて夏の日差しが水面に注いでいる。風は変わらずほとんどなく、水面状況は絶好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「G３第１０回イースタンヤング」の３日目が行われる。まずは２日目までの得点率状況を見てみたい。トップは４選手が併走している。その名前を挙げると野中一平（きょうの出番７、11R）、豊田健士郎（４、12R）、吉田裕平（５、12R）、関浩哉（３、10R）。この中で動きで少しリードしているのは吉田で上位級のレベル。他は中堅上位ぐらい。他で気配のいい選手を挙げると前田翔（４、11R）、佐々木翔斗（11R）、高田ひかる（６R）、小池修平（８R）、大豆生田蒼（３、７R）、石原翼（８R）、石田貴洋（７R）、上田健太（10R）、鈴木孝明（10R）あたり。ただ、いつも通り、パワーに大きな差はなさそうだし、天候の激変で、パワーランクに影響が出る可能性も十分あり、S展示にはいつも以上に注意を払いたいところ。最後に今節のインの成績は１着８本、２着６本、３着１本、着外９本で１着率33％、２連対率58％、３連対率62％。　　

〇今節の欠場選手
吉田凌太朗（取消）、高憧四季（取消）、山本稔太朗（取消）、松井友汰（私傷病）

〇今節の追加選手
牟田奨太、伊久間陽優、高井雄基、香川颯太

〇今節の途中帰郷
森下愛梨（公傷のため、３日目より欠場）

〇新勝率ベスト５
第１位７・23…関浩哉
第２位７・12…吉田裕平
第３位７・10…豊田健士郎
第４位７・08…高田ひかる
第５位７・01…宮之原輝紀

〇パワーベスト５
第１位…吉田裕平（初戦こそ３着だったが、DR戦では３コースから捲り快勝。そして２日目は２マーク逆転で勝利と前節のVモーターらしい動きになってきている。今なら上位と言っても過言ではない）
第２位…高田ひかる（きのう前半は３カドから強烈に伸びて捲り快勝。後半は中へこみもあり、インからややオーバーターンになり差されたが、伸び中心にいいレベル）
第３位…小池修平（行き足関係は実にスムーズ。そしてピット離れもかなりいい）
第４位…野中一平（レースがしやすそうな動き。行き足中心に気配は上々）
第５位…大豆生田蒼（きのうは展開もあったが、２コースから差し切った。レース足が光る）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３６４５
全スロー。仕掛けたのは前田、松本、香川。
２回目…並び１２６３５/４
仕掛けたのは前田、香川。
２R
１回目…並び１２３/４５６
仕掛けたのは平川と前田。ただ平川はF。
２回目…並び１２３/４５６
牟田がインから仕掛けたが、伸びてきたのは澤田。
３R
１回目…並び１２３/４５６
畑田、砂長が仕掛けたが、内から伸び返したのは関。
２回目…並び１２３/４５６
外２艇が仕掛けたが、ここも関が内から伸び返した。
４R
１回目…並び１２３/４５６
金田の逃げ態勢もF。
２回目…並び１２３/４５６
ここも金田が先制スタイル。

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　「ＧⅢ第１０回ウエスタンヤング」は開催４日目、予選最終日の朝を迎えた。２日目から３連勝の川原祐明がトップに立ち、５戦２勝オール２連対の原田才一郎が２位につけている。一方、準優進出のボーダーラインを６・００に想定すると、５名が無事故完走で当確。残り１３の枠をかけた勝負駆けとなる。なお、鈴谷一平はフライングで賞典除外、勝浦真帆と清水愛海は不良航法で減点１０、また實森美祐は私傷病で途中帰郷となった。
　
　満潮・１５：１５、１１０ｃｍ、干潮・０９：５０、７８ｃｍ（４Ｒ発売中）。潮回りは若潮。本日は序盤がホーム追い潮傾向だが、５Ｒ以降はホーム向い潮に変わる。レース中の潮位変動は最大で約２５ｃｍ。
　
　０７：３７現在、天候・曇り、気温２３℃、北西の風２ｍ（ホーム追い風）。今朝は雲の合間から日差しは出ているが、湿度が高くなっておりジメジメしている。繊細なモーターに対して回転調整が難しくなりそうな気象条件だ。風は３日目までと変わってホーム追い風に変わっているが、午後から風向きは東または南東のホーム向い風に変わる予報になっている。予想最高気温は２６℃。
　
　大山千広（３、８Ｒ）は得点率第４位で女子の中で最上位。連日ハイレベルな機力とともにシャープなハンドルさばきを見せてつけている。「良い足をしていると思います。バックは展示タイム通りに出て行ったし、２マークは空いていて、たまたまですけど、出足も良かった」と感触の良さに笑顔を見せている。３年ぶり２度目の大会制覇に向けて軌道に乗っている。
　
　戸敷晃美（１０Ｒ）は３日目を３着２本にまとめて得点率７位タイに位置している。「良い人はいるけど、乗り心地がいいのでレースはできる感じです。乗り心地が良い分、握って回る自分のレースはできます。この乗り心地を落とさず、もう少し出足を良くしていければいいですね」と奮闘を続けている。「鳴門は最近２節でフライングを切ったり、途中帰郷したりしているけど好きな水面なので優出したい」と話しており、予選ラストは一走入魂で準優好枠を目指す。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは眞鳥康太（３、９Ｒ）、山崎鉄平（２、１１Ｒ）、仲谷颯仁（２、７Ｒ）、大山千広（３、８Ｒ）。
　
～機力評価～
機力上位…原田才一郎、大山千広、溝口海義也、濱野斗馬、勝浦真帆、鈴谷一平、川原祐明
機力劣勢…藤森陸斗、加倉侑征、山崎鉄平、眞鳥康太、大賀龍之介、西岡育未、原田雄次、田川大貴、西岡成美、西澤日花里、浦野海、谷口佳蓮
一発期待…７Ｒ３枠・濱野斗馬
　
～３日目決まり手～※（）は今節累計
逃げ　　　　４本（１０本）
捲り　　　　３本（５本）
捲り差し　　２本（１本）
差し　　　　２本（２本）
抜き　　　　０本（５本）
恵まれ　　　１本（１本）
　
～３日目コース別１着回数～※（）は今節累計
１コース　　４回（１２回）
２コース　　２回（６回）
３コース　　２回（３回）
４コース　　２回（２回）
５コース　　２回（１回）
６コース　　０回（０回）
　
★第１０回ヤングダービー（下関）勝負駆け状況★
※ひまひまデータ参照。６／１２終了時ボーダーラインは５・９０で選考締切は６／３０
木谷賢太（１２Ｒ）　　６・０６、４２位
井本昌也（３Ｒ）　　　５・９９、４４位
西岡成美（１０Ｒ）　　５・９５、４６位
原田才一郎(９Ｒ)　　　５・９１、５１位
加藤翔馬　(１１Ｒ)　　５・９０、５２位
　
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