マスターズリーグは本日最終日。ベスト6が出そろい、優勝戦が行われます。5日目の決まり手は捲り5本、逃げ4本、捲り差し2本、恵まれ1本と2、4コースの捲り勝ちが目立ち、1日を通して波乱含みとなりました。なお小畑実成は妨害失格で賞典除外、西島義則は非常識なフライング(準優12R+コンマ08)で即日帰郷、杢野誓良は公傷で途中帰郷となっています。
満潮・18:10、干潮・11:37(7R発売中)。潮回りは中潮です。本日は優勝戦の時間帯に向けてホーム向い潮傾向で、ホーム追い風が吹くと1マークは若干乗りにくいかもしれません。変動は最大で約60cm程度です。
08:02現在、天候・晴れ、気温24℃、北西の風1m(ホーム追い風)。きょうも朝から晴れており、梅雨の中休みといったところですが、湿気があって蒸し暑さを感じます。予想最高気温は27℃です。
~12R優勝戦コメント~
①一宮稔弘「ペラ調整で上積みはあった。バランス型でいいところにいる。違和感がなければこのあたりで。足で負ける人はいないし、良くなっている。F持ちなのでスタートが課題です」
②武田光史「握り込みは少し甘いところがあるけど、それ以外は良い。伸び型でそこはいいよ。もうペラの微調整ぐらいでいいと思っている」
③亀本勇樹「全体的に良いわけではないけれども伸びはソコソコあるし、自分の中では納得している。スタートは去年3本フライングを切って後遺症が残っているので際どいところは踏み込めない」
④木村光宏「1号艇に強い人がいるけど、ダッシュからでも勝てるように調整して優勝を狙っていく」
⑤森秋光「準優勝戦の調整より、前半の調整のほうが感じは良い。足自体は普通だけど、レースがしやすい」
⑥秋山広一「上の人と比べると負けるけど、自分のは普通です。(準優の中で)武田選手と芝田選手は出ていると思う」
①一宮はシリーズ9戦で全て舟券に絡んで優出を決めています。準優勝戦は予選トップの西島義則がフライング、2位の竹上真司は5着となり、ただ一人逃げた一宮が優勝戦の絶好枠を得ています。バランスよく仕上がっていましたが、ペラ調整でさらに上積みができた様子。当地前回Vは旧スタンド最後の開催となった2014年2月。「良い流れが来ている」と話しており、久々の地元Vとなるでしょうか。
②武田の5日目は2・4コースから捲り連発で連勝を『4』に伸ばしました。優勝戦は2枠と伸び寄りの仕上がりですが、4月尼崎以来となる今年2回目のVを目指して一宮の懐を突いてVを狙います。
③亀本は同支部の西島義則のフライングがあったせいか、レース後の表情はやや浮かない表情でした。「久しぶりにカウルが変わる(※優勝戦に乗る意味で)んじゃないかな」と2019年6月蒲郡マスターズリーグ以来、2年ぶりの優出としています。「自分の体重を考えると競れる足。軽い人が乗ったらもっと良くなる」と今後の活躍も期待できる65号機なのではないでしょうか。
早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは北川幸典(1、11R)、鈴木博(2、10R)、吉原聖人(3、7R)でした。
~機力評価~
機力上位…西島義則、一宮稔弘、武田光史、木村光宏、芝田浩治、竹上真司、北川幸典
機力劣勢…池本輝明、中村格、岩井繁、古場輝義、樫葉次郎、塩田雄一、長谷川巌、豊田聡
一発期待…4R3枠・桑原啓、10R4枠・土屋太朗
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