台風10号の影響で荒天が予想（実際にも大荒れ）されたため、きのうの開催が中止となり、順延されたボートレースとこなめの「納涼お盆レース」の最終日。きょうは、打って変わり、多少雲もあるが、晴れていて緩やかな（２メートル前後）な風が吹く水面状況。メインはもちろん最終12Rで争われる優勝戦。荒れた水面（安定板がつき、レースは２周）で行われた一昨日の準優では、永井源、赤岩善生は逃げたが、予選トップ通過の平本真之が展開の悪さもあったが、２着に敗れ、その結果、ファイナルの１枠をゲットしたのは赤岩。連日の整備と調整で確実にパワーアップしており、Sさえ五分なら逃げる確率は高い。逆転候補はやはり４枠・平本。捲るのは厳しいが、自慢のスピード戦での突き抜けは当然ある。２枠・永井、３枠・仲口博崇、５枠・天野晶夫も動きはスムーズで２、３着なら十分ある。６枠・籾山佳岳はパワーなら一番いいかもしれない。穴ならこの３着か。いずれにしても見逃せない頂上決戦になるのは間違いない。優勝戦以外の番組だが、きょうも１枠にしっかりした選手が数多く配置されているが、あやしい１枠も何人かいる。特に清水紀克（４、８R）がいるレースは深めのインは避けられず荒れる要素はたっぷりある。気になる最新の水面気象状況だが、10時15分現在で天候晴れ、気温30度、横風２メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると鈴木智啓（１、５R）、齋藤和政（１、９R）、谷本幸司（２R）、今坂晃広（２R）、鈴木勝博（３、11R）、吉田隆義（３、10R）、中山雄太（３、７R）、北野輝季（５、11R）、吉田裕平（６、11R）あたり。

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　15日は台風10号接近のため開催を中止順延。本日16日は準優勝戦をメインに行われます。満潮は10:00、干潮は16:25、大潮で潮位差は158センチ、ホーム追い風５メートル、予想最高気温は31度です。
　７戦６勝の準完全Ｖペースで予選トップ通過を果たした瓜生正義（７、12Ｒ）は、機力も「瓜生さんだけが別格」とピット内で評判。瓜生自身も「このエンジンは間違いなくエース機になる」と太鼓判を押しています。予選２位通過の松崎祐太郎（３、11Ｒ）も「行き足から伸びは良い状態」と話し、３位通過の松村敏（６、10Ｒ）も「スリットから出ていく感じがある」と仕上がりは万全です。準優３番勝負は１号艇トリオを信頼しましょう。
　予選敗退組では堤啓輔（２、９Ｒ）の舟足が良く、山一鉄也（４、11Ｒ）や大神康司（２、10Ｒ）が「試運転は堤が出ている。あの子の足は結構良いと思うよ」と教えてくれました。本人も「このエンジンはどうペラを叩いても伸びが良い」と好感触です。本日２走は５、４枠ですが、どちらも一撃を秘めています。

～準優勝戦の機力ランク～
10Ｒ
②古澤光紀＞①松村敏＞④高田明、⑤大神康司＞⑥古澤信二＞③松尾昂明
11Ｒ
③藤丸光一＞①松崎祐太郎、②前田将太、⑤大場広孝＞④山一鉄也＞⑥中村真
12Ｒ
①瓜生正義＞④楠原翔太＞③古賀繁輝＞②奈須啓太、⑤前川守嗣、⑥田中健太郎

～一般戦の機力ランク～
機力上位…堤啓輔、池田剛規、江崎一雄、竹下大樹
機力劣勢…関裕也、笠雅雄、竹田広樹
一発期待…２Ｒ３枠・池田剛規、９Ｒ４枠・堤啓輔

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