１０Ｒ発売中に優出メンバーによるスタート練習が行われた。９Ｒ終了時点の気象状況は天候・晴れ、気温７℃、北西の風７ｍ（ホーム追い風）。朝から強い風が吹いており、１Ｒより安定板使用、２Ｒ以降は安定板を使用してさらに周回を短縮して行われている。９Ｒまでの決まり手は逃げ６本、捲り２本、差し１本とやはりホーム追い風が強い影響でインが幅を利かせているが、落として回っている関係で、積極的な捲りも決まっている傾向だ。
　
～１２Ｒ優勝戦スタート特訓～
１本目①②③／④⑤⑥、２本目①②③／④⑤⑥
　２本とも３対３のスタイル。１本目は②井上が１艇身ほど飛び出すも、①高岡、③山田、④烏野もＦとあって、かなり大きなＦとなっていた。しかし、スピードの乗りっぷりは抜群だった。２本目は③山田と④烏野がやや前に出たがＦ。スリット後は②井上がジワリと伸びていたのが印象的で、特訓の動きはひと際目立っていた。
　
～優勝戦の部品交換状況～
⑥繁野谷圭介　ピストンリング２本
　
～優勝戦メンバーの機力評価～
②井上忠政＞④烏野賢太＞①高岡竜也＞⑤西岡顕心＞③山田祐也＞⑥繁野谷圭介
　
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　きのうは終始、強い向かい風が吹き荒れたが、きょうはそれに比べると少しマシだが、それでも３メートル前後の向かい風が吹く水面状況。天気は雲は目立つが、日も差してきている。ただ風はかなり冷たい。そんななか、ボートレースとこなめでは、「ルーキーシリーズ第２４戦スカパー・第２５回JLC杯」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのうは１Rから安定板が使用され、５Rからは周回展示１周、レース２周に短縮にされて実施された。ただ安定板が取れ、再び気配が変わる可能性も十分あり、S展示から注目したい。きのう行われた準優３番勝負で、１枠が勝ったのは井上一輝だけ。あとの２レースは大荒れ。水面の悪さが影響したのが大きな要因と言えるだろう。その井上がファイナルのポールポジションとなる１枠をゲット。今節の井上のイン戦は３連勝。足も仕上がっているなら逃げる確率はかなり高いとみている。ただ同じ大阪支部の２枠・佐々木翔斗が悲願のデビュー初Vへ燃えている。足もかなりアップしており、要注意だろう。さらに４枠・佐々木完太も尻上がりに気配をアップさせており、唯一のG2タイトルホルダーの意地を見せるシーンも一考だし、他の３選手も軽視は禁物だろう。ことし最後のルーキーシリーズは見逃せない一戦になること間違いなし！　最後に今節のインの成績は１着36本、２着９本、３着６本、着外９本で１着率60％、２連対率75％、３連対率85％となっている。　　

〇途中帰郷
常住蓮（その他の理由で初日から欠場）、砂長知輝（私傷病のため、４日目から欠場）、谷口知優（その他の理由で５日目から欠場）、馬野燿（私傷病のため、５日目から欠場）
　　

〇新勝率ベスト５
第１位・上田龍星…７・10
第２位・川原祐明…６・81
第３位・佐々木完太…６・80
第４位・畑田汰一…６・54
第５位・井上一輝…６・44

〇めざせ！水神祭
石田勇斗（４、８R）、横田海人（１、６R）

〇パワーベスト５
第１位・久永祥平（４、11R）（５日目は安定板が付き、快速パワーを発揮できなかったが、変わらずトップ級のパワー）
第２位・仲道大輔（３、７R）（安定板が付いた水面でもチルトは３度のまま。前半は４着だったが、後半は一気捲り。伸びに加え出足も上々できょうも注目）
第３位・梶山涼斗（３、11R）（準優は３カドの原田に抵抗したため大敗を喫したが、変わらず動きは軽快）
第４位・井上一輝（準優はインからしっかり逃げ切った。行き足がいいし、その後の繋がりもいい。ことし２度目のVへ万全の逃げ態勢を築きそうだ）
第５位・佐々木翔斗（準優では内勢の大競りでラッキーな勝利。ただ気配がいいのも確か。悲願の初Vへ、気合も入る）

〇優出選手のV実績
１枠・井上一輝…ことし１月津以来、９回目のVをめざす（ことしは１V）
２枠・佐々木翔斗…デビューして８年目で４回目の優出、悲願の初Vめざす
３枠・川原祐明…ことし５月多摩川以来、５回目のVをめざす（ことしは１V）
４枠・佐々木完太…ことし12月下関ルーキー以来、７回目のVをめざす（ことし３V）
５枠・佐藤航…デビュー５年目で12回目の優出、悲願の初Vをめざす
６枠・中村泰平…ことし11月蒲郡以来、５回目のVをめざす（ことし１V）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１３/４５６（一色は不参加）
仕掛けた大江、島崎、横田はF。
２回目…並び１３/４５６（一色は不参加）
大江だけが遅れたが、それ以外はF。
２R
１回目…並び１２３/４５６
近藤、畑田、堀本が飛び出したが全艇F。
２回目…並び１３２/４５６
畑田が飛び出したがF。
３R
１回目…並び１３/４５６（仲道は不参加）
仕掛けた中野、大原、三村はF。
２回目…並び１３/４５６（仲道は不参加）
梶山の逃げ態勢。
４R
１回目…並び１２３/４５６
久永の逃げ態勢。ちなみにダッシュトリオはF。
２回目…並び１２３/４５６
篠原、石田貴、杉山が仕掛けたが、篠原と杉山はF。

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　昨日はホーム追い風が強く吹き荒れた影響で中止順延となり、本日改めて最終日が行われることになった。一昨日は強風の影響で６Ｒ以降が安定板が装着され、周回は短縮して行われた。
　ここで１６日に行われた３つの準優勝戦を振り返る。１０Ｒは山田祐也が逃げて人気に応えると、烏野賢太が２着となり地元勢が上位独占。１１Ｒは得点率トップの高岡竜也の先マイに差した西岡顕心が一時はリードしたが、高岡が再度逆転で制した。１２Ｒは風が強くなりホーム追い風１０ｍの中、山本浩輔が捲りを放つも強風で流れ、イン・井上忠政が小さく回って逃げ切り、繁野谷圭介が２着に入線した。
　なお、四宮与寛と田中駿兵は本日のみ追加参戦で、岸本隆、中山翔太、滝沢織寧の３名が途中帰郷となった。そのため、１７日付で発表されているメンバーから大幅な変更が出ている。舟券購入の際は主催者発表のものを確認していただきたい。
　
　満潮・１２：０６、１０９ｃｍ（９Ｒ発売中）、干潮・０４：３２、１０ｃｍ。潮回りは中潮。お昼ごろまで潮位は上昇を続けてホーム向い潮傾向となるが、優勝戦の時間帯は緩やかなホーム追い潮傾向に変わる。レース中の潮位変動は最大で約５０ｃｍ。
　
　０７：５３現在、天候・晴れ、気温５℃、西の風５ｍ（ホーム追い風）。先週土曜日から今シーズン最強クラスの寒波が襲来。風は落ち着いたが、１Ｒより安定板を使用して行う。厳しい冷え込みは継続中で、４日目に比べると気温はかなり低下しており、調整が難しくなりそう。予想最高気温は９℃
　
～１２Ｒ優勝戦コメント～
①高岡竜也「足はバランスが取れて中堅上位。部品が替わってからは足落ちしていて予選トップに立てる足ではない。最終日は水面が悪いので、気負わずに自分のやれることを一生懸命調整して臨みます。相手はみんな格上ですから」
②井上忠政「２番（山本浩輔）がめっちゃ出てました。節イチです。前半、僕のレースは荒れていたので、準優は１Ｍで落とすタイミングも分かっていてイメージ通りだった。足は出ていくことはないが全体的に中堅上位くらいあります」
③山田祐也「レースはできるけど、足は普通。優勝戦に入ると厳しい。気温が下がりそうだし、ペラ調整をして反応がなければ整備も考える。自分の調子は上がり切っていないし、優勝が一番の薬になるので狙いたい」
④烏野賢太「準優は安定板の対しても調整ができていたし良かった。グイグイと伸びることはないけど、出足もそこそこ動いていて、行き足がいい。水面が荒れそうだし回転調整だけする」
⑤西岡顕心「今節を振り返ると、初日に出足へ寄せた調整をしたのが上手くいった。安定板がついて直線の差は縮まったと思うけど、体感は嫌いですね。とにかく今節は流れが良いですね。追い風のほうがスタートもターンも思い切って行ける。スタートは休みを控えていて無理はできないけど、出足は良いので展開を突ける足です」
⑥繁野谷圭介「出足がしっかりしてきてから行き足も良くなった。３日目からいい流れですね。優勝戦もしっかりレースに参加できるようにしたい」
　
　③山田は低調機を立て直して優出までこぎつけた。機力的に十分引き出せているが、上位陣と比べるとやや劣勢ムード。今年は序盤の不振で後半はＡ２級に降級していたが、夏場以降は徐々に成績を伸ばして、９月福岡で１年４カ月ぶりのＶ。１月からは２期ぶりにＡ１級へ復帰を決めている。先月の当地戦は同じ３枠で準優勝としており、今度こそ地元Ｖで完全復活をアピールしたいところだ。
　
　⑤西岡はこれが７月尼崎以来、自身２回目の優出。「初優出のときはエンジンが出ていたけど、今回は数字がなかったけど、前節の周年で師匠（片岡雅裕）が乗っていたんで何か運命を感じた」と今節のパートナー５８号機は前節・周年記念で師匠の片岡雅裕が予選落ちも最後まで、諦めずに機力出しに専念している姿が印象的だった。「調整の幅も広がったし、流れが良くて優出できたので師匠にいい報告ができる」と笑みがこぼれた。１２９期の卒業記念競走チャンプであるが、デビュー当初から事故が多くて出世が遅れていたが、今年は優出を経験して着実にキャリアを積んでいる。今節終了後に前期２本目のＦ休みが控えておりスタートで無理できないが、もつれる展開になれば好勝負に期待だ。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（２Ｒまで）で動きが良く見えたのは井内将太郎（１、９Ｒ）、吉田祐貴（１、６Ｒ）、田中駿兵（２、６Ｒ）、神里琴音（２、７Ｒ）。
　
～機力評価～
節イチ！…山本浩輔
機力上位…井上忠政、高岡竜也、田川大貴、島川海輝、立間充宏、烏野賢太、大橋純一郎
機力劣勢…高木圭大、佐藤駿介、伏島祐介、渥美卓郎、白神優、遠藤圭吾、大廣咲季、三嶌こころ
一発期待…５Ｒ５枠・山本浩輔
　
～４日目決まり手～
逃げ　　　　３本（１９本）
捲り　　　　２本（８本）
捲り差し　　３本（３本）
差し　　　　３本（１２本）
抜き　　　　１本（６本）
恵まれ　　　０本（０本）
　
～４日目コース別１着回数～
１コース　　４回（２０回）
２コース　　２回（１４回）
３コース　　３回（６回）
４コース　　３回（５回）
５コース　　０回（２回）
６コース　　０回（１回）
　
★減点者一覧★
白神優（初日１１Ｒ・転覆）－５点
北村寧々（２日目１０Ｒ・待機行動違反＋落水）－１２点
土山卓也（３日目１１Ｒ・不良航法）－１０点
神里琴音（４日目４Ｒ・落水）－５点
　
★賞典除外選手★
田川大貴（３日目１２Ｒ・フライング）
佐藤駿介（最終日のみより１回希望）
　
★途中帰郷選手★
三宅爾士（初日・私傷病）
金田諭（３日目・家事都合）
岸本隆（中止日・正規あっせん参加のため）
中山翔太（中止日・私傷病）
滝沢織寧（中止日・正規あっせん参加のため）
　
★途中追加選手★
四宮与寛（最終日のみ）
田中駿兵（最終日のみ）
　
★Ｆ休み未消化選手★
『今期分・３０日間』
東本勝利、大橋純一郎、田川大貴、清水愛海、遠藤圭吾
『前期分・６０日間』
西岡顕心
　
★当地久々出場（３年以上）★
後藤浩（４年８カ月ぶり）
加木郁（４年５カ月ぶり）
芦澤望（６年１カ月ぶり）
渥美卓郎（４年６カ月ぶり）
横田貴満（３年６カ月ぶり）
　
★目指せ初１着！★
三嶌こころ
　
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