きょうは久しぶりに気持ちのいい青空が広がっている。寒さもマシだし、風もほとんどなくライブ観戦には絶好の日和となっている。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第35回中日スポーツ銀杯争奪戦」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。まずはきのうの準優3番勝負を振り返ってみたい。トップを切った10Rでは、インの川原祐明が、ピット離れで遅れ4カドとなった片橋幸貴(きょうの出番5、11R)の捲り差しを振り切り、逃げ切った。その片橋は深追いがアダとなり、2周1マークで山下友貴の逆転を許し、3着に後退してしまう。次の11Rでは、岩川仁士がインから快勝、森野正弘(2、10R)が捲り差しで2着争いは優勢だったが、大外から差してきた妹尾忠幸が猛追し、ついに2周1マークで逆転する。最後の12Rでは得点率トップを死守した高憧四季がインから圧勝。差した篠田優也(6、11R)が2着争いをリードしたが、2マークでややオーバーターン。そのミスを黒野元基が逃さず、内を突いて2着に浮上。この結果、ファイナルの1枠をゲットしたのは高憧。パワーは間違いなく節イチ級。準優と同じくインからSを決めれば、通算2度目のVも濃厚となる。ただ不気味なのは地元の4枠・黒野。ことしはここまで4V。ここで優勝できれば、SGクラシック出場へ王手をかけられる。メイチのS攻撃に出る可能性も十分。さらに2枠・川原も動きは上々。そして3枠・岩川には悲願のデビュー初Vがかかっているし、外枠2選手も軽視はできない。いろんな思惑が入り混じり、一般戦と言えども見逃せない頂上決戦になったと言える。なお、きょうから一色遼雅(4、8R)、大江純(2、6R)、沼田大都(1、5R)、河内一馬(3、8R)の4選手が追加参戦する。最後に今節のインの成績は1着23本、2着3本、3着4本、着外6本で1着率63%、2連対率72%、3連対率83%となっている。
〇今節の欠場選手
なし
〇今節の追加選手
なし
〇途中帰郷
大澤誠也(公傷のため、2日目より欠場)、土性雅也(公傷のため、3日目より欠場)、黒田誠司(公傷のため、3日目より欠場)、宮武英司(公傷のため、3日目より欠場)
〇途中追加
一色遼雅、大江純、沼田大都、河内一馬
〇今期適用勝率ベスト5
第1位・吉川貴仁…7・49
第2位・森野正弘…6・90
第3位・三嶌誠司、片橋幸貴…6・76
第5位・妹尾忠幸…6・58
〇新勝率ベスト5
第1位・黒野元基…6・88
第2位・妹尾忠幸…6・81
第3位・森野正弘…6・76
第4位・三嶌誠司…6・51
第5位・吉川貴仁…6・44
〇めざせ!水神祭
伊藤栞(1,7R)
〇パワーベスト5
第1位・高憧四季(得点率トップを死守し、準優でも黒野らを相手にイン快勝。行き足がいいし、その後もスムーズで節イチ級)
第2位・山下友貴(3日目前半では高憧を相手にイン快勝、そして準優では追い上げて2着。全てにおいて水準以上で間違いなく上位級)
第3位・川原祐明(準優では、片橋の捲り差しをパワーでねじ伏せ、インから押し切った。行き足がいいし、回ってからもスムーズ)
第4位・上田紗奈(7、11R)(準優では見せ場なく終わったが、変わらずレース足がいいし、追い上げも利く)
第5位・黒野元基(徐々に良くなってきている。女子陣には分が悪いが、今なら上位に近い足と言える)
〇優出選手のV実績
1枠・高憧四季…23年3月下関ヴィーナス以来、通算2回目のVをめざす
2枠・川原祐明…23年5月多摩川以来、通算5回目(当地初)のVをめざす
3枠・岩川仁士…デビュー16年目、9回目の優出で悲願の初Vをめざす
4枠・黒野元基…ことし10月津以来、通算11回目(当地初&ことし5回目)のVをめざす
5枠・山下友貴…ことし10月津ヴィーナス以来、通算8回目(当地2回目&ことし2回目)のVをめざす
6枠・妹尾忠幸…ことし6月徳山以来、通算24回目(当地2回目&ことし2回目)のVをめざす
〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
森下、伊藤が仕掛けたが、杉山以外はF。
2回目…並び123/456
藤生が持たす感じも森下、沼田以外はF。
2R
1回目…並び123/45(森野は不参加)
大江と飯塚が仕掛けたが、上野以外はF。
2回目…並び123/45(森野は不参加)
ここも同じようなスリット隊形で日笠、上野以外はF。
3R
1回目…並び123/456
萬が飛び出したが、河内以外はF。
2回目…並び123/456
内3艇が仕掛けたが、いずれもF。
4R
1回目…並び123/456
内3艇が仕掛けたが、南以外はF。
2回目…並び123/456
吉田がインから仕掛けたが、南以外はF。
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