「ＧⅠ大渦大賞開設６９周年記念競走」は開催４日目。予選最終日の朝を迎えました。３日目終了時点で得点率トップは毒島誠の９・２０、準優進出ボーダーを６・００に想定すると、毒島と馬場貴也に田村隆信、丸野一樹を含めた４名が無事故完走で当確、残り１４枠を懸けて激しいバトルが続きます。
　
　満潮・０７：１７、１５５ｃｍ、干潮・１４：２７、２ｃｍ（９Ｒ発売中）。潮回りは中潮です。このあと９Ｒの時間帯でに干潮時刻を迎え、その後は緩やかに潮位は上昇してホーム向い潮傾向となりますが。レース中の潮位変動は最大で約１ｍ１０ｃｍ程度です。
　
　１０：００現在、天候・晴れ、気温２０℃、北の風１ｍ（ホーム左横風）です。朝からスッキリ晴れており、気温もグングン上昇していく予報となっています。予想最高気温は２５℃です。
　
　３日目連勝を決めたのは３名。山口剛（１１Ｒ）は「伸び型で、スリットは前にいかれてしまう。ペラの癖が強くて、自分のペラゲージに合わせている。気温が上がると調整が外れてしまう」と話せば、毒島誠（１２Ｒ）は「ここまで全て違うパターンの調整をしてきた。悪くはないけど、特長はなくてバランス型。もっと出足やターン足を求めたい」とこちらは２日目から３連勝も満足はしていない様子。さらに上積みを狙って調整が続きます。馬場貴也（３Ｒ）は「５走した中で、３日目後半が乗り心地がまとまっていた。決して威張れないけど、上手く着が取れている」と成績をまとめています。
　
　地元・うずしお軍団たちの活躍も目が離せません。現在得点率４位の田村隆信（１０Ｒ）「良い部類に入っているけど、頭一つ抜け出したいので３日目は整備をした。もっと良くしていきたい」と上積みを狙う姿勢を見せています。同じく１４位の菅章哉（４Ｒ）は「足は良いですよ。最近の鳴門の中でも一番良かった。時間が限られた中で、スローでもダッシュでも上手く調整できた」とレース後は笑顔がこぼれていました。４日目は４枠で登場。再び伸びに特化させる調整をする可能性が高く、予選突破へもうひと踏ん張りです。林美憲（６Ｒ）は「上位クラスの足になって良くなっている」と２日目から２着を並べています。こちらは現在１９位と２着以上が欲しい状況です。堀本和也（５、１２Ｒ）はここまで１・４・４・２着と現在１１位です。「ターンマークで漏れていたけど、前に進む力はある。あとは自分だけ」と本日の２走で予選突破を狙います。
　
レース前の試運転、スタート特訓で動きが良く見えたのは石野貴之（１、８Ｒ）、馬場貴也（３Ｒ）、藤山翔大（３、９Ｒ）でした。
　
～機力評価～
機力上位…毒島誠、丸野一樹、近江翔吾、田村隆信、大峯豊、寺田祥、藤山翔大、堀本和也、山口剛、馬場貴也
機力劣勢…興津藍、前本泰和、入海馨、川原正明、竹田辰也、徳増秀樹、奈須啓太、伊藤将吉
一発期待…１１Ｒ２枠・山口剛
　
～３日目決まり手～※（）内は今節累計
逃げ　　　　７本（２０本）
捲り　　　　０本（１本）
捲り差し　　２本（４本）
差し　　　　３本（８本）
抜き　　　　０本（２本）
恵まれ　　　０本（１本）
　
～３日目コース別１着回数～※（）内は今節累計
１コース　　７回（２０回）
２コース　　２回（６回）
３コース　　１回（２回）
４コース　　０回（２回）
５コース　　２回（３回）
６コース　　０回（３回）
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