きょうも日差したっぷり。ただ、４メートル前後の向かい風が吹き、体感はきのうよりかなり寒い。そんななか、ボートレースとこなめでは、「BTS栄開設９周年記念競走」の最終日が行われる。メインは最終第12Rで争われる優勝戦。まずはきのうの準優３番勝負を振り返ってみたい。トップを切って行われた第10Rは、内２艇がSで遅れ、出畑孝典が捲って快勝、２着には握って回った後藤隼之が寺田空詩（きょうの出番５、10R）の猛追を振り切って２着死守。続く第11Rは渡邉和将がインから圧勝、服部幸男が上手い差しを決め、しっかり２着をキープ。トリを務めた第12Rでは、大アクシデントが発生する。ぶっちぎりで得点率トップだった重野哲之（７R）がインから圧勝するも白神優（３R）とともに無念のFコール。これにより嶋義信と原田篤志が繰り上がりで優出。この結果、ファイナルの１枠をゲットしたのは渡邉。足は中堅上位レベルだが、インなら持たす足は兼備している。さらに当地では２優出２Vの実績で、ここまで優出すれば優勝というのも心強い数字だ。パワーなら２枠・嶋だが、２コースからでは逆転までは…。他の４選手は中堅上位あるなしのレベルで優勝するには展開のサポートが必要か。最後に今節のインの成績は１着16本、２着７本、３着３本、着外10本で１着率44％、２連対率63％、３連対率72％となっている。　
　　

〇今節の欠場選手
樫葉次郎（公傷）、末永由楽（私傷病）、山本梨菜（公傷）、森田梨湖（家事都合）

〇今節の追加選手
橋本英一、柴田百恵、松田淳平、井上未都　

〇途中帰郷
一宮稔弘（その他で３日目より欠場）

〇今期適用勝率ベスト５
第１位・重野哲之…６・67
第２位・渡邉和将…６・55
第３位・服部幸男…６・48
第４位・白神優…６・47
第５位・原田篤志…６・46

〇新勝率ベスト５
第１位・出畑孝典…７・01
第２位・渡邉和将…６・93
第３位・重野哲之…６・80
第４位・服部幸男…６・72
第５位・白神優…６・63

〇今節のパワーベスト５
第１位・重野哲之（ぶっちぎりの得点率トップで準優もイン圧勝と思われたが、無念のFに泣いた。気配は間違いなく節イチ級だ）
第２位・岡本翔太郎（３、11R）（準優ではインから痛恨のS遅れ。ただ３日目前半では大外から渡邉に競り勝ち３着。伸び中心にかなりいい足）
第３位・寺田空詩（３日目前半は２コース差しでオール女子戦を制し、準優では大外から猛追。惜しくも３着だったが、出足、伸びともトップクラスだ）
第４位・大原祥昌（７、11R）（準優では寺田に競り負けるなどやや実戦足に不満を残すが行き足から伸びはかなりのレベル）
第５位・嶋義信（２日目12Rから現在３連勝中でファイナル進出。その２日目12Rでは５コースから捲り差しでインの出畑を撃破。行き足がいいし、他の足もかなりいい。デビュー初Vの水面で再び美酒を狙う）

〇優出選手のV実績
１枠・渡邉和将…24年10月下関以来、通算31回目（当地３回目＆ことし３回目）のVをめざす
２枠・嶋義信…18年７月当地以来、通算２回目のVをめざす
３枠・出畑孝典…24年９月からつ以来、通算37回目（当地初＆ことし５回目）のVをめざす
４枠・服部幸男…24年11月浜名湖以来、通算１０９回目（当地３回目＆ことし３回目）のVをめざす
５枠・原田篤志…24年12月徳山以来、通算24回目（当地初＆ことし２回目）のVをめざす
６枠・後藤隼之…デビュー14年目、18回目の優出で悲願の初Vをめざす

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３／４５６
川添だけ遅れた。ただダッシュトリオはF。　
２回目…並び１２３／４５６
今度は川添だけ飛び出したがF。
２R
１回目…並び１２３／４５６
大久保が仕掛けたが、橋本、大久保、木村はF。
２回目…並び１２３４６／５
内２艇が遅れた。ただ福嶋、谷口、大久保はF。
３R
１回目…並び１２３／４５６
橋本と岡本が仕掛けたが、松本、柴田以外はF。
２回目…並び１２３／４５６
内２艇が仕掛けたが、内３艇はF。
４R
１回目…並び１２３／４５（竹田は不参加）
全艇がF。
２回目…並び１２３／４５（竹田は不参加）
津久井だけ少し遅れた。

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