2023.02.27

【鳴門】鳴門のいも屋杯競走(最終日)

 昨日行われた準優勝戦。10Rは深川真二がイン逃げで優出1番乗り、深井利寿が差して2着。11Rは福田宗平の差しが決まったかに見えたが、長野壮志郎が1周2マークで逆転。12Rは今井貴士がイン逃げで人気に応えて2着は枝尾賢が入った。最大の難関を乗り越えたベスト6が出そろい、優勝戦をメインに行われる。
 
 満潮・10:29、110cm(5R発売中)、干潮・17:40、36cm。潮回りは小潮。5Rの時間帯まで潮位が上昇したあと、その後は優勝戦まで潮位は下がり続ける。午後の時間帯はホーム追い潮傾向となり、昨日と傾向はほとんど変わらない。レース中の潮位変動は最大で約70cm。
 
 07:50現在、天候・晴れ、気温6℃、北西の風1m(ホーム追い風)。今節の中で一番スッキリと晴れた状態で朝を迎えた。風も穏やかで1日を通して絶好の気象条件で行われそうだ。予想最高気温は11℃。
 
~12R~優勝戦コメント~
①今井貴士「全部の足が良くて、優勝戦の中でも足負けはしていない。気温の上がり具合によって、ペラ調整は大幅になるかもしれないが、ピット離れは問題ないし、インから」
②長野壮志郎「出足型から全部の足が良くなっています。最近の中では一番出ている。もう微調整でいいと思う。ピット離れは問題ないので、枠を主張していきます」
③深川真二「出足は大丈夫。伸びも気にならないようになったし、この辺りでいいかな。明日の天候次第でギヤの微調整をするけど、ダメなら元へ戻していくだけです」
④深井利寿「節間通して出足がいい。伸びは行かれる人もいるけど悪くはない。もう少しペラを微調整していく。ピット離れは一緒ぐらいで、基本的に枠なりになると思う」
⑤福田宗平「エンジンはいいけど、合わせ切れていない。ペラ調整はいろいろと変えているけど、まだしっくりしない。優勝戦まで時間はあるので、じっくりペラ調整していく」
⑥枝尾賢「足は序盤に比べると良くなっている。伸びに関しては余裕があって、回り足も上向いてきている。6枠だしさらに伸びを求めてチルトを跳ねるか考える」
 
 ①今井は昨3Rで4着となりオール3連対は途切れたが、準優は誰も寄せ付けず逃げ切って優勝戦の絶好枠を得た。ここまで8走して0台スタートは初戦の1走のみだが、ほぼ安定した踏み込みを見せている。勝てば当地初、通算40度目となる節目の優勝となるだけに、ここは気合のイン戦となりそうだ。
 
 ⑥枝尾は3日目のキャブレター交換が功を奏している様子。準優は混戦となった2番手争いを1周2マークでいち早く抜け出して2着を確保して優出にこぎつけることができた。「何とか間に合いました!」と笑顔で話してくれたのが印象的。当地は2010年4月に初Vを決めたメモリアル水面。大外枠でも侮れない存在だ。

 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは眞鳥康太(1、10R)、桑原悠(2、6R)、原加央理(2、8R)、武井莉里佳(5R)。
 
~機力評価~
節イチ!…長野壮志郎
機力上位…今井貴士、深川真二、深井利寿、武井莉里佳、杉山勝匡、原加央理
機力劣勢…國崎良春、真子奈津実、田村美和、嶋田貴支、新田洋一、盛本真輔、山下拓巳
一発期待…8R3枠・原加央理
 
~4日目決まり手~
逃げ    8本(24本)
捲り    1本(4本)
捲り差し  0本(9本)
差し    1本(6本)
抜き    2本(3本)
恵まれ   0本(2本)
 
~4日目コース別1着回数~
1コース  9回(25回)
2コース  2回(7回)
3コース  0回(9回)
4コース  0回(4回)
5コース  1回(3回)
6コース  0回(0回)
 
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