再び夏の日差しが戻ってきている。風は変わらず穏やかで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「G１トコタンキング決定戦」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで行われる優勝戦。きのう争われた準優では、１枠トリオの中では11Rの中田竜太こそ２着に敗れたが、10Rの森高一真、12Rの濱野谷憲吾はともにインから快勝。その結果、ファイナルの１枠をゲットしたのは濱野谷。足は上位に近い仕上がり。Sさえ五分に行けば約２年５か月ぶりとなるG１制覇＆来年３月戸田SGクラシック出場権ゲットの確率はかなり高さそうだ。ただ、相手は接戦ムード。２枠・森高の差しが本線になりそうだが、３枠・今垣光太郎も３カドに出る可能性も十分で、パワー不足をテクと頭脳プレーでカバーする。さらに４枠・中田、５枠・島村隆幸、６枠・塩田北斗もかなりの気配で２、３着争いに絡んできても不思議はない。厳しい残暑のなか、猛烈に熱い頂上バトルは、絶対に見逃せない！最後に今節のインの成績は１着33本、２着13本、３着６本、着外８本で１着率55％、２連対率77％、３連対率87％となっている。　　

〇事故率の高い（０・50以上）選手（８月30日現在）
黒井達矢（０・57）　

〇途中帰郷
馬場貴也（公傷のため、３日目より欠場）、谷村一哉（公傷のため、３日目より欠場）、山田康二（公傷のため、最終日は欠場）

〇優出選手のV実績
１枠・濱野谷憲吾…ことし８月平和島以来、99度目のVをめざす（G１戦は21年４月DC以来、23度目のVをめざす）
２枠・森高一真…ことし８月丸亀以来、44度目のVをめざす（G１戦は19年11月丸亀周年以来、５度目のVをめざす）
３枠・今垣光太郎…ことし８月尼崎以来、116回目のVをめざす（G１戦は22年11月浜名湖周年以来、31度目のVをめざす）
４枠・中田竜太…ことし５月平和島周年以来、31度目のVをめざす（G１戦は５月平和島周年以来、５度目のVをめざす）
５枠・島村隆幸…ことし８月鳴門以来、33回目のVをめざす（G１戦は５月児島周年以来、３度目のVをめざす）
６枠・塩田北斗…ことし３月福岡以来、30度目のVをめざす（G１戦は初優出）

〇パワーベスト５
第１位・森高一真（準優はインから快勝。出足中心に変わらず高いレベルの足）
第２位・濱野谷憲吾（抜群の安定感で予選をトップクリア、そして準優はイン快勝。足はバランス良く高いレベルで仕上がっている）
第３位・中田竜太（準優は展開が悪く、２着に敗れたが、逆に言えばダッシュのほうがいいかもしれない。行き足から伸びがいいし、出足も上々）
第４位・萩原秀人（７、11R）（準優は悔しい３着。ただ変わらず出足中心に好仕上がり）
第５位・黒井達矢（３、７R）（５日目もインから快勝し、上位級の足を披露。F２だが、少々のS遅れなら伸び返すパワーがある）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
北村と辻が遅れたが、それ以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
辻が飛び出したがF。
２R
１回目…並び１２３/４５６
上平と深谷が飛び出したがF。
２回目…並び１２３/４５６
河村の逃げ態勢も内３艇はF。
３R
１回目…並び１２５３６/４
下出、黒野、岡崎はF。
２回目…並び１５６/２３４
下出の逃げ態勢も内３艇はF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
佐藤だけが少し遅れたが全艇F。
２回目…並び１２３/４５６
和田、安河内が仕掛けたが、内３艇はF。

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