2018.12.21

【住之江】第33回グランプリ(4日目)

 トライアル2nd初戦が終了した。両レースとも1号艇が逃げたのだが、12R3号艇守田俊介の全速戦には驚いた。昨日(12月20日)の会見では「記憶にないくらい乗りづらい」と泣いていたが、今日(12月21日)は意表を突くスピード攻撃。本人いわく「今日は水面が落ち着いていたからできた。明日(12月22日)以降、風が吹いたら終わりでしょう」とのこと。気になるのは会見で持ち前の明るさがなかったこと。日に日に落ちていく守田のテンション。反比例して成績は上がれば良いが…。
 明日はトライアル第2戦目。決定戦進出を目指して選手たちのボルテージは上がっていく。
 昨日注目したレースを振り返ろう。2R1太田和美はトライアル1stでの精神的ダメージを引きずり敗走もある! と読んだが、コンマ09のスタートから隙のないイン逃げ。これぐらいでリズムを崩す男ではなかったか。完封負けだ。
 気を取り直して4日目の狙いを定めよう。頑なに1号艇が崩れそうなレースを探す。明日は4R萩原秀人のイン戦に目をつけた。萩原は初日にこんなことを言っていた。「回転が上がらない。冬なのに夏か! って思うくらい」と。昨日(3日目)は「気温が上がらず回転が合っていなかった」とのこと。明日の1号艇は回転を上げる調整を意識してくるだろうが、今シリーズの調整に不安を残す中で、しっかりと合わせられるかには疑問がある。更に直線だけは良さそうな原田幸哉が4センターコース。一撃に期待だ!