2022.01.06

【鳴門】第48回松竹杯競走(最終日)

 本日は開催最終日。最大の難関である準優勝戦を勝ち抜いたベスト6が出そろい、優勝戦が行われます。準優勝戦は10Rで市橋卓士がイン速攻を決めて優出一番乗り、11Rは島村隆幸が2コース捲りで逃げる西野雄貴を捕えました。12Rは山田祐也が1周2Mで冷静なハンドルさばきで逆転。優勝戦は地元勢5人、遠征が1人というメンバー構成となりました。また、宮武英司と上野秀和は私傷病のため、途中帰郷となっています。
 
 満潮・10:05、125cm、干潮・14:42、90cm(10R発売中)。潮回りは中潮です。潮位はこの時間帯が高く、これから徐々に潮位は下がりホーム追い潮傾向が続きます。優勝戦の時間帯はホーム向い潮傾向に変わります。レース中の潮位変動は最大で約35cm程度です。
 
 09:38現在、天候・雨、気温6℃、無風状態です。空気が冷たく、未明から雨がパラついています。昨日以上に肌寒く感じる朝となりました。予想最高気温は7℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①山田祐也「準優はターンでミスをしたけど、出足や伸びは悪くない。ピット離れは少し悪いけど、取られることはないと思う。優勝戦に向けて微調整はやっていく」
②市橋卓士「どちらかと言えば伸び寄りだけど良い足です。もう微調整で行くつもり。優出メンバーで抜けている人はいないし、そう変わらない。スタートはバッチリです」
③島村隆幸「回り足は抜群のところまできている。出足も良くて、上位の一角に入っている。伸びは普通です。今の状態を崩さずに微調整でいきたい」
④西野雄貴「準優はターンで失敗したけど、全ての足が上位。スタートはどの位置からでも勘は合っている。4コースになりそうだし、伸びを求める調整も視野に入れる」
⑤田村隆信「納得の足になっていて良い調整ができた。特にカカリの部分が良い。優勝戦はワンチャンあると思うので突き抜けるところを狙いたい。4日目に交換したリングはもう一度見るかも」
⑥岸蔭亮「5日目は伸びもきていたし、良い足になっていた。優勝戦に向けて調整は色々と考えていく」
 
 ①山田は昨年GⅡ初制覇を決めた後もコンスタントに優勝を重ねています。準優勝戦が終わり、選手宿舎へ戻る際に話を聞くと「細かいところでミスしている」とレースには納得がいかず、神妙な表情でした。「師匠の田村(隆信)さんと地元のチャレンジカップに出たい」と今年の目標はすでに定まっています。勝負どころでキッチリ決めるのが一流レーサーへの近道でもあるだけに、勝ちにこだわる走りを見せてくれるでしょう。
 
 ②市橋と③島村は昨年5Vとしながらも、先日発表された大村SGクラシック出場はあと一歩のところで潰えた形となりました。市橋は昨夏のお盆戦島村は正月戦を連覇中と結果を残しています。「優出できたし、3連覇は狙っていきたい」と話しており、準優勝戦のような奇襲作戦が再びあるのか注目したいところです。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓で動きが良く見えたのは垂水悠(1R)、堀本和也(2、8R)、川上清人(2、7R)、松尾祭(3、11R)、井手良太(3、11R)、横川聖志(3、10R)でした。
 
~機力評価~
節イチ!…西野雄貴
機力上位…岸蔭亮、島村隆幸、田村隆信、市橋卓士、山田祐也、小宮淳史、横川聖志、井手良太、松本弓雄
機力劣勢…樫葉次郎、森秋光、赤池修平、川上清人、粟田祥、谷口知優、沼田克彦、宮崎光基、浦野海
 
一発期待…8R4枠・堀本和也、12R4枠・西野雄貴
 
~5日目決まり手~ ※()内は節間累計
逃げ    3本(17本)
捲り    4本(8本)
捲り差し  1本(5本)
差し    1本(11本)
抜き    3本(7本)
恵まれ   0本(0本)
 
~5日目コース別1着回数~ ※()内は節間累計
1コース  4回(20回)
2コース  2回(10回)
3コース  1回(6回)
4コース  4回(7回)
5コース  1回(3回)
6コース  0回(2回)
 
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