2021.03.25

【鳴門】鳴門巧者決定戦競走(最終日)

 本日は開催最終日、優勝戦をメインに行われます。3日目も1日を通して晴れ、風も穏やかな状況でした。3日目の決まり手は逃げ7本、捲り差しと抜きが2本、差し1本と本日もイン優勢の流れが続きましたが、捲りがゼロと意外な1日となりました。
 
 満潮・17:00、干潮・11:44(7R発売中)。潮回りは引き続き中潮です。潮位の変動はやや大きくなり、約50cm程度の変動となりそうです。
 
 08:05現在、天候・雨、気温13℃、南の風1m(ホーム右横風)。朝からパラパラと雨が降っておりますが、午後には上がる予報となっています。予想最高気温は17℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①田村隆信「インから行くには十分な足。伸びが少し足りないけど、バランスが取れている。余程のことがない限り微調整で。スタートはコンマ10を目標に行く」
 
②信濃由行「前半は回転を止めてよかったけど、準優は回転を上げて合ってなかった。今節は一度も調整が合わせ切れていない。ただスタートは勘通りです」
 
③菅章哉「準優勝戦はバランスも取れてよかった。足に関しては心おきなく伸び仕様でチルトは0・5が基本。3枠なので3カドですね」
 
④赤坂俊輔「回転不足なのか合っていなかった。準優はターン足がイケていなかったのでペラでしっかり合わせたい。合えば伸び型です」
 
⑤木村光宏「準優の敗因はスタートです。エンジンの整備はしたし、あとはメンバーを見てセッティングを考えていく」
 
⑥塩田北斗「日ごとに足はよくなっていて、上位の中の一つ。鳴門は好きな水面だし、相性はいいと思う。ピット離れは出ていくのでコース取りも考えています」
 
 ①田村は準優前の昨7Rは展開が向かず6着となりましたが、準優12Rはイン逃げで人気に応えています。地元のエースが優勝戦の絶好枠ならば、仕上がり自体は中堅クラスでも前走地・三国周年に続く連続Vへ一目散にイン速攻を狙います。
 
 ②信濃は2019年11月戸田以来の優出となっています。昨10Rの準優勝戦はコース取りからもつれて2枠ながらインを取る形となりましたが、コンマ05のトップスタートで逃げ切りました。少々乗りにくさも感じているようですが、今度は2008年4月以来、12年11カ月ぶりの優勝を目指します。
 
 ③菅は2期前のF3の影響で現在はB2級に甘んじながらも、近況は伸びを特化させた攻撃的な走りで近況勝率は7点を大きく超えています。「松竹杯(正月戦)で優出できなかったので今回は優勝戦に乗りたかった」とこれで4節連続優出と好調をキープ。ここまで今期(11月以降)の出走回数は69走と、期末まで1カ月を残した状況ながら来期A1級復帰へ向けて前進しています。「A1級へ復帰するためにはフライングもできない状況ですが頑張ります」と淡々と語りながらも静かに闘志を燃やしていました。
 
 一般戦で注目は齋藤和政(4、9R)。2日目後半から3連勝と上昇ムードです。「出ていますね。2日目の落水後に電気を換えただけなんですけど…」と話していましたが、昨9Rは5コースから展開を上手く突いて捲り差しを決めており、最終日も目が離せません。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは森野正弘(1、10R)、谷本幸司(1、6R)、山田祐也(2、8R)、本橋克洋(2、9R)、佐々木和伸(3、11R)でした。
 
~機力評価~
機力上位…菅章哉、赤坂俊輔、松井賢治、信濃由行、塩田北斗、小畑実成、荒井輝年、田村隆信、三浦洋次朗、都築正治、齋藤和政
機力劣勢…永嶋裕一、桑島和宏、小倉康典、中村格、宇野博之、國弘翔平、数原魁、山崎祥、濱野斗馬
一発期待…4R3枠・齋藤和政、9R5枠・本橋克洋
 
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