2023.03.25

【鳴門】鳴門巧者決定戦競走(最終日)

 昨日行われた準優三番、10Rは中・外コースが早いスリット合戦となり小林文彦がフライングで賞典除外。山口高志がコンマ00のタッチスタートで混戦を抜け出した。11Rは上條嘉嗣が捲り快勝、12Rは興津藍がイン逃げで人気に応えた。本日はベスト6が出そろい、優勝戦が行われる。
 
 満潮・08:27、129cm(1R発売中)、干潮・14:49、13cm。1R発売中に満潮を迎えると、優勝戦の時間帯まで一貫して潮位は下がり続けるのでホーム追い潮傾向となる。レース中の潮位変動は最大で約115cm。
 
 07:39現在、天候・雨、気温10℃、南の風1m(ホーム右横風)。未明に降りはじめた雨は朝を迎えてもパラパラと降り続けている。1日を通してスッキリしない気象条件となりそうだ。予想最高気温は15℃。
 
~12R優勝戦コメント~
①興津藍「3日目は気象条件にうまく合わせられなかったけど、準優は合っていたのかな。最終日はまた気象条件が変わると思うので、一旦リセットして朝から乗ってみて調整していこうと思う」
②上條嘉嗣「行き足がいい。ペラを叩き変えて、3日目の朝から良くなっている。基本的には何もしないつもりだが、もう少しペラを叩いて行くかもしれない」
③山口高志「悪くないけど、乗り心地は崩れていた。道中の回り足を含めていいけど、乗り心地の安定感がなくなっていた。ペラ調整をしていく」
④江夏満「展示から良くなかったし、(繰り上がって)2番手を走っていても怪しかった。チルトマイナスは重すぎたので0度に戻してみるつもり。F休み明け1節目でよくやれたと思う」
⑤白水勝也「ペラを叩いて、乗り心地だけは良くなっている。でも、足に関しては普通。ずっとそんな感じです」
⑥柳瀬興志「握った時の反応がいい。出足、ターン足がしっかりしている。今節は新ペラに換わっているけど、少ししか調整はしていない。エンジンがいいんでしょう。足に不満はない」
 
 準優でただ1人逃げた①興津が優勝戦の絶好枠を得た。昨年は極度の不振で調子を下げたが、近況は復調に向かっている。今節は1・1・1・3・2・1着とここまでオール3連対をキープ。バースデーシリーズを自らの力で華を添え、2年1カ月ぶりの復活Vに期待が集まる。
  
 ④江夏は前回に続いて当地連続優出を決めた。「以前は徳山で泊まってから来たりしたんですが、新幹線で新神戸で降りて泊まってかた、高速バスで鳴門に行くルートに変えてから成績は良いんです。鳴門は相性が良いですね」とちょっとしたこぼれ話が出た。当地はここまで3優勝と相性の良い水面。今節のタイトル通り『鳴門巧者』ぶりを発揮させるのか注目したい。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは木場悠介(1、7R)、早川尚人(1、10R)、大久保信一郎(2、7R)、山本兼士(2、7R)、柴田大輔(2、9R)。
 
~機力評価~
機力上位…渡邊雄一郎、興津藍、江夏満、蒲原健太、常住蓮、高倉和士、西野翔太
機力劣勢…田山和広、坪内実、松浦努、井上大輔、岩井繁、別府昌樹、冨成謙児、西原明生、井上大輔、向井田佑紀、常盤海心
一発期待…11R5枠・渡邊雄一郎
 
~3日目決まり手~※()内は今節累計
逃げ    3本(11本)
捲り    4本(10本)
捲り差し  0本(6本)
差し    2本(4本)
抜き    3本(4本)
恵まれ   0本(1本)
 
~3日目コース別1着回数~※()内は今節累計
1コース  5回(13回)
2コース  1回(6回)
3コース  2回(6回)
4コース  2回(2回)
5コース  2回(8回)
6コース  0回(1回)
 
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