2022.02.10

【鳴門】GⅠ第65回四国地区選手権競走(5日目)

 「GⅠ第65回四国地区選手権競走」は開催5日目、予選を突破した18人によって準優勝戦が行われます。予選トップ通過は6戦4勝の片岡雅裕、2位は2日目以降上位着を並べた川原祐明、3位山田祐也の3名が準優勝戦の絶好枠を得ました。ボーダー18位は森高一真の6・33となり、いつもより進出への条件は高くなりました。なお、木村光宏は私傷病のため途中帰郷となっています。
 
 満潮・12:51、104cm(9R発売中)、干潮・05:43、69cm。潮回りは長潮です。これから潮位は上昇し、9R発売中に満潮時刻を迎えます。準優勝戦の時間帯は潮位が徐々に下がるため、ホーム追い潮傾向です。レース中、潮位の変動は最大で約30cm程度です。
 
 08:05現在、天候・曇り、気温7℃、北西の風2m(ホーム追い風)。朝の試運転の時間帯は厚い雲に覆われて、にわか雨も降る時間帯もありました。風は比較的穏やかで、この後も北西の風が3m前後吹く予報となっています。気温はあまり上がらず、予想最高気温は9℃です。
 
 得点率トップの片岡雅裕(12R)は「4日目は試運転や展示で違和感があったけど、レースに出たら舟の返りは良かったし、問題はなかった。出足と回り足は◎がつけれる足」と回り足から出足へのつながりは軽快そのものとあって、初の四国チャンプへ『あと2つ』逃げるだけです。
 
 山田祐也(10R)は4日目の1走をインからキッチリ逃げを決め、地元勢のなかでも予選最上位の3位で通過しています。「足は自分の中で割と納得しているし、バランス型。乗り心地が悪くてレースができないときもあったけど、今は合っている」と仕上がりに関しては納得している様子。今年はGⅠタイトル獲得と当地で行われるチャレンジカップ出場と2つの目標を掲げています。F持ちではありますが、スタートに関しても「勘通りに行けているほう。今大会は優勝戦に乗るイメージを持ってやっている」と賞金の上積みを狙って負けられない一戦です。
 
 佐々木和伸(10R)は昨12Rで1周1マークは展開がもつれた隙を見逃さず、6コースから最内を差してバックストレッチで先頭に立つと、続く2マークはコーナーを先に回り抜け出しました。2着は人気を下げていた石丸海渡、3着に三嶌誠司が入り、3連単157,230円は記録が残っている2003年11月1日以降の当地GⅠ競走最高払戻金となっています。「自分の形にペラを叩いたら一番良かった。安心して乗れました」と得点率は15位に浮上しました。今度は2001年2月の当地四国地区選以来のGⅠ優出へ再び波乱を呼び起こすことができるでしょうか。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓で動きが良く見えたのは西岡成美(1、7R)、森安弘雅(2、7R)、松尾夏海(3、9R)、河野大(3R)でした。
 
~機力評価~
機力上位…片岡雅裕、中村日向、菅章哉、川原祐明、島村隆幸、田村隆信、興津藍、平高奈菜、西岡成美
機力劣勢…妻鳥晋也、近江翔吾、村越篤、木谷賢太、中越博紀、松尾夏海、齊藤優、岩崎芳美、烏野賢太
一発期待…1R6枠・西岡成美、7R4枠・森安弘雅
 
~4日目決まり手~※()内は今節累計
逃げ    3本(19本)
捲り    3本(6本)
捲り差し  0本(7本)
差し    5本(12本)
抜き    0本(2本)
恵まれ   1本(2本)
 
~4日目コース別1着回数~※()内は今節累計
1コース  4回(20回)
2コース  4回(11回)
3コース  1回(7回)
4コース  1回(5回)
5コース  1回(3回)
6コース  1回(2回)
 
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