きょうは早朝から気持ちのいい青空が広がっている。風も緩やかな向かいで水面状況は絶好といってもいい。きのう名古屋では桜の満開も発表され、いよいよ春本番を迎える。そんななか、ボートレースとこなめでは、「ボートピア川崎開設記念競走」の最終日を迎える。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのうは１R～９Rまで１枠がオールB級にもかかわらず１枠＝インが全勝。その流れに乗って、準優３番勝負も１枠トリオが勝ち上がり、得点率トップを死守した地元の杉山裕也がポールポジションの１枠をゲット。足はそれほどいいとは言えないが、インからSさえ五分に行けば逃げ切れる足。怖いのはやはりパワーでリードする２枠・今井美亜、３枠・高田ひかるの女子コンビ。特に高田の伸びは上々。今節３度目の３枠。過去２走はスローからのレースだったが、大一番は３カドという手も考えられる。その高田が行けば４枠・魚谷智之をはじめ、５枠・権藤俊光、６枠・前田聖文の出番も出てくる。実に楽しみなファイナルになったと言えそうだ。
　きのうは１枠が全勝し、３連単の最高配当が３千円台と穴党にとっては“なんて日だ！”とぼやきたくなるような１日だったが、きょうは怪しい１枠が目立ち、穴党の出番は十分あるとみている。最後に３日目までのインの成績は１着29本、２着４本、３着０本、着外３本で１着率80％、２、３連対率91％。　
　
　

〇今節の欠場選手
加藤綾（家事都合）、冨好祐真（私傷病）

〇今節の追加選手
山川波乙、鈴木章司

〇目指せ！水神祭
鈴木章司（１、８R）

〇優出選手のV実績
１枠・杉山裕也…23年３月戸田以来、24度目のVを目指す
２枠・今井美亜…19年12月PG1徳山クイーンズクライマックス以来、９度目のVを目指す
３枠・高田ひかる…22年10月丸亀以来、７度目のVを目指す
４枠・魚谷智之…22年７月多摩川以来、87度目のVを目指す
５枠・権藤俊光…22年９月桐生以来、６度目のVを目指す
６枠・前田聖文…デビュー19度目の優出で初Vを目指す

〇パワーベスト５
第１位…今井（惜しくもファイナルの１枠は逃したが、さすがにメーカー機。実戦足が光る）
第２位…高田（変わらず伸び型だが、出足も悪くない。穴党は注目だろう）
第３位…佐竹友樹（きょうの出番４、10R）（優出こそ逃したが、準優では最後に松村を交わした足は圧巻。実戦足はかなりいい）
第４位…前田（準優では先行する木谷を捕らえ、優出した足は評価できる。実戦向きの足）
第５位…山川波乙（７R）（２連対はないが、気配はかなりのレベル。最後は１枠で今節初勝利も十分ある）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
大須賀と村越が遅れたが、村越以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
坂野が仕掛けたが、少し伸びてきたのは大須賀。
２R
１回目…並び１２５６/３４
ほぼスリットは互角。
２回目…並び１５２３/４６
石丸以外はF。
３R
１回目…並び１２３/４５６
妻鳥の逃げ態勢も内２艇はF。
２回目…並び１２３/４５６
山口、新田が仕掛けたが、いずれもF。
４R
１回目…並び１３/４５６（福田は不参加）
柴田の逃げ態勢も山下以外はF。
２回目…並び１３５４/６（福田は不参加）
三原が飛び出したが、三原、山下、富山はF。

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