きょうは夏のような日差しで早朝から暑い。最高気温は28度あたりまで上がる予報。風は緩やかな向かいで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「チケットショップ高浜開設４周年記念競走」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。それにしても好メンバーがそろった。約１か月後に迫ったSGボートレースダービーに出場する３選手（２枠・柳生泰二、３枠・磯部誠、５枠・山口剛）をはじめ、勢いのある選手の戦いで見応えたっぷりの頂上決戦と言っても過言ではない。そんななか、主役を務めるのが王道Vを突き進む１枠・山崎裕司。６戦５勝、２着１本の準パーフェクトの走りでファイナルに進出してきた。足は間違いなく上位級。20年８月宮島以来、約２年１か月ぶりのVを狙う。ただ強敵が揃っているのも事実。まずは地元の大将・磯部。足的には威張れるものではないが、熟知した水面に加え、切れ味鋭いハンドルワークで突き抜けは当然。磯部としては、ここを勝ってダービーに弾みをつけたいところ。柳生、山口の実力コンビも思いは同じ。そして、今、もっとも乗っているのが４枠・前田滉。直前の浜名湖では６コースから捲り一撃で峰竜太らを破って、通算２度目のVを飾ったばかり。今節ゲットした63は当地が誇るメーカー機。パワーは節イチ級で、Sさえしっかり踏み込めばVまで狙える。穴党は大注目だろう。６枠・海野康志郎だって軽視はできないし、誰が優勝しても驚けない、稀にみる大激戦の頂上決戦で舟券的にも楽しみな一戦。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると樋口由加里（１、８R）、高田綾（１、９R）、今出普二（２、９R）、渡部悟（２、７R）、浜崎準也（２、９R）、宇佐見淳（３、８R）、井上大輔（４、10R）、浜野孝志（４、11R）あたり。　

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