時折、強めの風が吹くが、早朝特訓の時間帯（午前10時頃）は３メートル前後の向かい風で雨は降ったりやんだりと不安定な天候。そんな中、ボートレースとこなめでは「第２３回日本財団会長杯争奪戦競走」の予選最終日となる３日目が行われる。２日目終了時点での得点率トップは地元の大ベテラン・鈴木幸夫（きょうの出番５、11R）。その鈴木は出ている雰囲気はまったくない。よくみて中堅ちょいのレベル。ただインを取ればS力とターン力で信頼度大。第２位は柏野幸二（７、12R）。こちらはかなりいい感じ。中堅上位かそれよりも少し上のレベル。第３位タイには村岡賢人（４、10R）と今節の超目玉選手の田中信一郎（８、12R）がつけている。まずは村岡。動きは中堅上位ぐらいだが、とにかくピット離れが強烈。S展示では見せないが、本番になれば一人飛び出してくる。きょうもコース取りには注目だろう。そして田中信の動きだが、変わらず中堅レベル。テクで何とかしのいでいる感じ。気になる予選突破の推定ボーダーだが、６点ジャスト付近とみている。実力者で勝負駆けの選手を挙げると岡部大輔（２、12R）、山田亮太（６、12R）あたり。最新の水面気象状況だが、午前10時15分現在で天候曇り、気温16度、向かい風５メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると中澤宏奈（１、８R）、安井瑞紀（１、９R）、岡部、田中太一郎（２、11R）、今坂晃広（３、11R）、杢野誓良（３、９R）、佐々木和伸（６、11R）、松本弓雄（８R）あたり。なお、段々と風が強くなってきたため、１Rから安定板が使用されてのレースとなる。

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