2021.05.04

【鳴門】第29回日本モーターボート選手会会長杯競走(最終日)

 GW戦は本日最終日。ベスト6が出そろい、優勝戦が行われます。準優勝戦は興津藍と田村隆信がイン逃げで人気に応えましたが、得点トップの山田祐也が敗退し、3連単は4万円台と波乱の決着となりました。
 
 5日目の決まり手は逃げ5本、捲り3本、捲り差しと差しが1本と緩やかなホーム追い風が吹き続いた影響で、やや波乱ムードが漂っていました。なお、菅章哉は準優勝戦における不良航法で賞典除外となっています。
 
 満潮・09:15、干潮・19:00。潮回りは小潮です。レース中の潮位はこれから下がり続け、約75cm下がっていきます。1日を通してホーム追い潮です。
 
 11:09現在、天候・晴れ、気温20℃、南東の風3m(ホーム向い風)。1日を通して南寄りの風が吹き続ける予報ですが、一時強く吹く時間帯もあるかもしれません。気温はグングン上昇して予想最高気温は25℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①田村隆信「準優はググッと回れる感じになったし、万全ですね。あとは細かいところの調整でいけそう。ピット離れは問題ない」
 
②興津藍「全く仕上がっていない。スタートの感じも含めていいところがないし、足は普通です。優勝戦へ向けて悪いところをどれだけ解消できるか。スタートはずっとバラバラで勘とは合っていない」
 
③竹田吉行「安定板はないほうがいい。準優は展開だけです。足は上向いているけど、出足が少しいいぐらいで他は乗り心地も含めて普通ぐらい。優勝戦に向けてペラをやるだけです」
 
④市橋卓士「5日目の前半が一番よかった。まだ合っていない感じ。伸びはいいけど、出足は今ひとつ。調整してもペラだけです」
 
⑤堀本和也「安定板は外れたほうがいいけど、風が強くなりそうで気になる。出足型で内向きの足で乗り心地もいい。コースは臨機応変だけど、黙って6コースに行くつもりはない。スタートは15より前を狙う」
 
⑥山室展弘「こぢんまりとまとまっていて意外といいよ。一度本体を割ってみようかと思う」
 
 ①田村は準優で山田祐也は敗退し、優勝戦の絶好枠が巡ってきました。5日目の前半は4着とオール2連対こそ途絶えましたが、安定した走りを続けています。前回3月当地戦は優勝戦で絶好枠ながら菅章哉の捲りに屈しましたが、今回はキッチリ人気に応えることができるでしょうか。
 
 ②興津は当地8連続優出と今回も地元水面で勝負強さを発揮しています。仕上がり具合はまだまだ発展途上ですが、流れを上手くつかんでいる印象です。GW戦は2018、2019年と連覇しており、2年ぶり3度目のGW戦Vへ照準を合わせます。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは丸尾義孝(1、11R)、村上純(2、7R)、吉原聖人(2、10R)、林美憲(2、10R)、近藤稔也(3、8R)、菅章哉(3R)でした。
 
~機力評価~
機力上位…山田祐也、菅章哉、堀本和也、林美憲、田村隆信、市橋卓士、桑原啓、一宮稔弘
機力劣勢…樋口喜彦、渡部悟、豊田聡、盛本真輔、小宮淳史、市川猛、長谷川巌、田村慶
一発期待…4R4枠・宮地秀祈、7R2枠・小野信樹
 
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