2021.08.13

【鳴門】第54回渦王杯競走(5日目)

 本日は開催5日目、予選を勝ち抜いた18名で準優勝戦が行われます。4日目の決まり手は逃げ4本、捲り差し3本、捲り2本、差し、抜き、恵まれが1本とイン逃げ3連発で始まるも、4R以降は雨が降ったせいか回転の重さを指摘する声が多く多彩な決まり手が飛び出していました。なお、水原慎はフライングで賞典除外となっています。
 
 満潮・09:50、153cm(3R本番中)、干潮・16:00、56cm。潮回りは中潮です。潮位はこのあと3Rの時間帯が一番高くなりホーム向い潮傾向、その後は最終レースに向けて徐々に下がり続けてホーム追い潮傾向になります。レース中の潮位変動は最大で約1m程度です。
 
 07:59現在、天候・曇り、気温26℃、南東の風6m(ホーム向い風)。雨は降っていませんが、厚い雲に覆われた朝となっています。風は南寄りのやや強い風が吹いており、午前中は10m前後の風が吹く予報となっています。雨の影響で気温は上がらず、予想最高気温は27℃です。
 
 市橋卓士(8、12R)は昨3Rでイン逃げを決め、早々と予選トップ通過を決めました。「バランスが取れている足。レースに行くと余裕はあるけど、乗り心地が良くない」と話しながらも、昨日の出番が終わってからは作業もせずリラックスしていました。予選2位通過の島村隆幸(6、11R)は「バランスが取れていて乗り心地も良かった。ペラ調整で合わせていく」と仕上がり具合は良好のようです。同じく3位通過の佐々木和伸(2、10R)は「ターン足が良い。伸びは悪くないけど、眞田選手のほうが良かった」と昨6Rは2コースから捲り勝ちでシリーズ4勝目を挙げています。
 
 4日目連勝を決めたのは2人。田村隆信(3、10R)は「ペラや外回りをやってターン回りや舟の向きが良くなってきた」と回り足にスムーズさが出てきました。山下和彦(3、12R)は「調整でいいところまできている。足は中の上かな」とシリーズ序盤はチルトを0・5にしていましたが、2日目以降は0に下げて徐々に気配を上向かせています。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは一宮稔弘(1、10R)、齊藤優(2、11R)、佐々木和伸(2、10R)、宮崎奨(3、12R)、山下和彦(3、12R)、田村隆信(3、10R)でした。
 
~機力評価~
節イチ候補…佐々木和伸、島村隆幸
機力上位…堀本和也、田村隆信、市橋卓士、畑和宏、烏野賢太、眞田英二、武田信一、林美憲、小野寺智洋
機力劣勢…樫葉次郎、向井田直弥、片岡秀樹、福島陽子、谷口知優、山田和佐、沼田克彦、山下奈緒、宮崎つぐみ
一発期待…5R4枠・米田隆弘、9R4枠・松尾祭
 
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