2021.12.19

【鳴門】FVジャパンカップ競走(最終日)

 本日は開催最終日。5日目も1Rより安定板を装着、さらに6R以降は周回を短縮してレースが行われました。準優勝戦10Rは山本隆幸がイン速攻を決めると、続く11Rは梶山涼斗の捲り差しで波乱決着。12Rは松尾昂明が逃げて人気に応えました。また原田秀弥は途中帰郷、沼田克彦が本日より追加で参戦します。
 
 満潮・07:50、119cm、干潮・12:36、77cm(9R発売中)。潮回りりは大潮です。今から潮位は徐々に下がっていき、お昼過ぎに干潮を迎えます。優勝戦の時間帯はホーム向い潮となります。レース中の潮位変動は最大で約40cm程度です。
 
 08:05現在、天候・晴れ、気温5℃、無風状態です。昨日まで吹いていた季節風は去り、穏やかな競走水面となっています。安定板も外れているので、再度調整は必要のようです。予想最高気温は10℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
 ①松尾昂明「足は全体的に良いです。伸びに関しては余裕があるし、他の足も悪くないです。安定板が外れても現状の足はキープできると思う。スタートも何となく行けているし、問題は波ですね」
 ②山本隆幸「整備とかいろいろやった結果、良い足になってきている。準優は伸びが良かった。課題はスタートだけど、ハナを切っていけばチャンスはあると思う」
 ③梶山涼斗「足に関してはグリップや舟の返りが良い。伸びも良いです。準優勝戦はあそこまでスタート(コンマ02)行くつもりはなかったので、水面状況を見て合わせたい」
 ④佐々木和伸「特長はなく、普通ですね。最終日は安定板が外れると思うので、調整はしていくし、いつも通りのレースをしたい。スタートは迷惑をかけない程度でいく」
 ⑤宮崎奨「宮田(龍馬)君のほうが良さそう。準優は2周1マークで慎重になってしまったけど、足は中堅上位はあるし、自信を持っていけている。安定板が外れても乗れると思う」
 ⑥重木輝彦「足は伸び型。準優勝戦が一番良かった。回った後の中間足が良いし、伸びは良い状態だと思う。6号艇だし、伸びを意識した調整も考える。スタートは勘通り」
 
 予選トップの①松尾が逃げて優勝戦の絶好枠を得ています。伸びを中心にはハイレベルの仕上がり。スタートも安定しており、9月福岡以来、当地は初Vを目指してあとは自分との戦いとなりそうです。
 
 ③梶山は4日目9Rは6コースからコンマ05のトップスタートで大捲りを敢行し勝負駆けに成功すると、昨11R準優勝戦は5コースから的確な捲り差しで波乱を演出しました。「スタートは放っても出ていったし、伸びは良い。スタート全速ならチャンスのある足」と話しており、8月大村以来、2度目のVを目指します。
 
 堀本和也(5R)は昨9Rで追い風6mの中、5コースから捲ってシリーズ初1着。「以前にやったことはあるけど、鳴門でチルト3度は初めて」と久々にチルト3度に挑みました。「もっと早くにやっておけばよかった」と悔しさも見せましたが、最後にもう一丁やってくれそうな予感です。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓で動きが良く見えたのは濱本優一(1、10R)、常盤海心(2、6R)、宮田龍馬(3、10R)、齊藤優(3、10R)でした。
 
~機力評価~
機力上位…松尾昂明、宮崎奨、梶山涼斗、宮田龍馬、小畑実成、中岡正彦、重木輝彦
機力劣勢…別府昌樹、嶋義信、船越健吾、平瀬城啓、藤原真也、伊藤尚汰、赤峰和也、垂水悠、森清友翔
 
一発期待…5R6枠・堀本和也、10R2枠・宮田龍馬
 
~5日目決まり手~ ※()内は節間累計
逃げ    3本(22本)
捲り    2本(10本)
捲り差し  1本(5本)
差し    4本(18本)
抜き    2本(5本)
恵まれ   0本(0本)
 
~5日目コース別1着回数~ ※()内は節間累計
1コース  3回(22回)
2コース  3回(13回)
3コース  2回(7回)
4コース  2回(9回)
5コース  2回(6回)
6コース  0回(2回)
 
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