2022.05.20

【鳴門】GⅠ 大渦大賞 開設69周年記念競走(最終日)

 「GⅠ大渦大賞開設69周年記念競走」は開催最終日。最大の難関である準優勝戦を勝ち抜いたベスト6がでそろい、優勝戦が行われます。なお、西山貴浩は準優勝戦における待機行動違反で賞典除外、興津藍は私傷病で途中帰郷となっています。
 
 満潮・08:07、148cm、干潮・15:49、12cm(11R発売中)。潮回りは中潮です。潮位中盤にかけて徐々に下がり、優勝戦は絶好の競走水面となりそうです。レース中の潮位変動は最大で約1m程度です。
 
 10:00現在、天候・曇り、気温11℃、南東の風1m(ホーム向い風)です。薄い雲に覆われていますが、雨の心配はほとんどなさそうです。風は南寄りに吹いていますが、このあと風向きは安定せず、こまめに確認が必要です。予想最高気温は23℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①丸野一樹「ツイていました。西山選手が伸び仕様にしていたけどスタートで様子を見てくれたみたいですね。足は準優勝戦が節間の中で一番仕上がっていた。操縦性が良くて自分好みの仕上がり」
②寺田祥「5日目は何もせず行きました。全部の足が良い。スリット付近の足に力強さがあるし、展開さえあればチャンスはある。ひょっとしたらこのエンジンはエース機になるかもしれない」
③田村隆信「交換したギヤケースとキャリアボデーが良くなかったので元に戻しただけで欲をかいたかもしれない。バランスが取れているし本体が良いのでこのあたりでいく」
④馬場貴也「準優は回転の上がりがもう少しスムーズなら届いていたかも。足は普通です。回転がしっかり合えば出足は◎がつけられるかも。スタートはある程度行けている」
⑤近江翔吾「出足寄りでスリット付近の足も良かった。伸びも水準以上はある。足自体は問題がない。スタートも勘通りに行けている。動きはなさそうだし5コースからいく」
⑥上野真之介「準優はペラ調整を変えてきた。伸びは普通だけど、出足はとびきり良い。乗りづらさはあるけど、この足がないと勝負にならない。F持ちだけど、スタートは行けている」
 
 地元勢でただ1人優出を決めた③田村は「GW戦を走れたのは大きい。ペラに迷いがないので本体に専念できた」と前節GW戦を当地で走ったアドバンテージをフルに活かしています。66周年以来、2度目のの当地周年制覇を目指します。
 
 ⑤近江は準優12Rで1周1Mは差しに構えて先頭争いを演じましたが、続く2Mで田村に交わされ、その後は毒島誠の猛追を退け通算2度目のGⅠ優出を決めました。GⅠタイトルに関して「めちゃくちゃ意識はしている。先輩の森高さんからも『遅い』と言われているので…」とゲキを飛ばされ続けている状況。当地は初1着、初優勝を決めた縁起のいい水面。デビュー当初から「鳴門は好きな水面です」と笑顔で話していたのを今でも鮮烈に覚えている。「5コースまでならタイトルを取れるチャンスはある」とGⅠ初制覇に気合が入ります。
 
 レース前の試運転、スタート特訓で動きが良く見えたのは菅章哉(1、11R)、権藤俊光(1、6R)、大峯豊(2R)、藤山翔大(2R)、山口剛(3、11R)、深川真二(3R)でした。
 
~機力評価~
節イチ!…寺田祥
機力上位…近江翔吾、丸野一樹、田村隆信、毒島誠、藤山翔大、堀本和也、山口剛、馬場貴也、菅章哉、大峯豊
機力劣勢…前本泰和、入海馨、川原正明、竹田辰也、徳増秀樹、奈須啓太、伊藤将吉
一発期待…12R3枠・田村隆信
 
~5日目決まり手~※()内は今節累計
逃げ    8本(36本)
捲り    1本(3本)
捲り差し  1本(5本)
差し    0本(10本)
抜き    2本(4本)
恵まれ   0本(2本)
 
~5日目コース別1着回数~※()内は今節累計
1コース  9回(37回)
2コース  1回(9回)
3コース  2回(4回)
4コース  0回(2回)
5コース  0回(3回)
6コース  0回(5回)
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