2021.09.01

【鳴門】GⅢ 第19回オロナミンCカップ競走(最終日)

 「GⅢオロナミンCカップ」は開催最終日。ベスト6が出そろい、優勝戦をメインに行われます。5日目の決まり手は逃げ9本、捲り、捲り差し、抜きが1本と準優勝戦のイン逃げ3連発を含め、1日を通してインの強さだけが目立ちました。また、濱村芳宏は7Rを私傷病で欠場、野長瀬正孝が公傷でそれぞれ途中帰郷となりました。
 
 満潮・18:32、128cm、干潮・09:18、66cm(2R発売中)。潮回りは長潮です。潮位は2Rの時間帯が一番低く、これから最終Rまで上昇を続けていきます。終盤にかけてホーム向い潮となるため、風向き次第でスタートの修正が必要かもしれません。レース中の潮位変動はほとんど少なく最大で約20cm程度です。
 
 07:59現在、天候・曇り、気温27℃、南東の風2m(ホーム向い風)。現在は曇っていますが、お昼頃には日差しが見えてくる予報となっています。風向きはコロコロ変わるかもしれませんが、1日を通じて風は穏やかな予報が出ています。予想最高気温は31℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①山田祐也「エンジンは正直言って普通で、すべての足が○だけど乗りやすさがある。ここまで流れは良いし、調整が合えば伸び型です。スタートとターンに集中していく」
 
②萩原秀人「好きな乗り心地の調整をして足は良いですよ。スタートは自分の勘とも合っているし微調整でいいと思う」
 
③前田将太「行き足が良い。優勝戦はもっと伸びを意識した調整も考える。チルトは0・5で行く。スタートは難しいけど1走目以外は行けている」
 
④齋藤仁「足は良いですよ。5日目は違う調整をしてみたけど、準優の調整が乗りやすさがありました」
 
⑤市川哲也「前半(昨4R)は乗り心地が良かったけど、準優に向けて調整したら展示から乗りにくくなったのでどう対処するか考えた。伸びを意識した調整をしてみようかな」
 
⑥村上遼「回転が足りなくてチルトを0・5にした。ターンで少し滑ることもあるけど、回転の上がりは良いし、道中はしっかり追い上げられた」
 
 ①山田は足自体に納得はしていない様子も、ここまで良い流れで優勝戦まで勝ち進みました。今年はGⅡを制し、これから上り調子といったところ。当地7回目のVを目指して一目散に逃げるのみです。
 
 ⑤市川はここまで通算99Vとしており、100Vにリーチが懸かっている状態がしばらく続いています。準優勝戦を勝ち上がった時点で伸びを意識した調整も選択肢の一つになったようです。。
 
 林美憲(3、11R)は「足は良かったけど道中でうまくいかなかった」と準優は競り負けて3着と優出まであと一歩でした。5日目終了時点で通算1995勝としており、2000勝まであと『5』に迫りました。次節の9/4~児島一般戦、9/15~当地周年と斡旋が続いているだけに、記録達成は時間の問題です。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは水原慎(1、6R)、向井田佑紀(2、6R)、赤坂俊輔(2、10R)、仲谷颯仁(3、10R)、渡部悟(3、8R)、林美憲(3、11R)でした。
 
~機力評価~
機力上位…前田将太、稗田聖也、山田祐也、萩原秀人、冨成謙児、赤坂俊輔、齋藤仁
機力劣勢…大久保信一郎、藤田竜弘、松田竜馬、品田直樹、泉啓文、水原慎、田中堅、宮本夏樹、中島秀治
一発期待…12R3枠・前田将太
 
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