2025.01.11

【とこなめ】第32回4Kソリューションカップ(最終日)

 きのうに比べると、きょうの寒さはだいぶマシ。風も穏やか(1メートル前後の向かい)で、今節初めて、安定板なしでレースが実施されそうだ。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第32回4Kソリューションカップ」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。まずはきのう行われた準優3番勝負を振り返ってみたい。先陣を切って行われた第10R。2コースの宮下元胤がSで後手を踏んだが、伸びてきたため、それをカベに小坂尚哉がインから押し切った。一色颯輝(きょうの出番5R)が宮下元胤と黒柳浩孝(6、10R)が競ったところを差したが、2マークで流れ、宮下が差して2着浮上。続く11Rは丸岡正典がイン快勝。浦野海が上手く差しこんだが、BSで小野達哉が内へ切り込み、2マーク先に回るも失速し、外を回った刑部亜里紗以外は巻き込まれ、その刑部が2着。そして最終12Rは、高田ひかる(7、11R)が伝家の宝刀となる3カドへ。ただインの金田論もSをしっかり踏み込んだため、応戦されて万事休す。そこを2コースから鋭い差しを決めたのが河合佑樹で、そのまま突き抜けた。2着は金田。この結果、ファイナルの1枠をゲットしたのは丸岡。ここまで6戦4勝、オール2連対と抜群の安定感。出足関係は仕上がっており、現在はA2級だが、SG2冠の実力を見せつけるか。ただ強敵が揃っているのも確か。その1番手が河合佑樹。昨年、悲願のSGタイトルをゲットし、このあと当地で行われる「PG1BBCトーナメント」(1月23日~26日)の出場も決まっている。それに弾みをつける意味でも、ここは気合の攻めを見せそうだ。他にも小坂、金田、宮下、そしてデビュー初Vを狙う紅一点の刑部も軽視はできない。刑部にとって当地は水神祭の水面。再びメモリアル水面になるかも?最後に今節のインの成績は1着15本、2着7本、3着3本、着外11本で1着率41%、2連対率61%、3連対率69%となっている。

〇今節の欠場選手
倉谷和信(私傷病)

〇今節の追加選手
野末智一

〇途中帰郷
吉岡誠(私傷病のため、3日目から欠場)、小野達哉(公傷のため、最終日は欠場)

〇今期適用勝率ベスト5
第1位・河合佑樹…7・01
第2位・小坂尚哉…6・98
第3位・小野達哉…6・96
第4位・金田論…6・88
第5位・柳内敬太…6・49

〇今節のパワーベスト5
第1位・高田ひかる(準優では3カドにしたが、惜しくも3着。変わらず伸び中心にトップ級だ!)
第2位・宮下元胤(準優はSで少し後手を踏んだが、そこから伸び返し、2マークで逆転2着で優出。行き足がいいし、バランスが取れて好仕上がり)
第3位・一色颯輝(準優はいい展開になり1マーク上手く差しこんだが、2マークで流れ悔しい3着。初日からレース足中心に好仕上がり※準優不良航法で賞典除外)
第4位・丸岡正典(金田が準優で2着に敗れ、ファイナル1枠が巡ってきた。オール2連対が示す通り出足中心に好仕上がり)
第5位・金田論(ファイナルの1枠は逃したが、行き足中心にいい仕上がりで軽視は禁物)

〇優出選手のV実績
1枠・丸岡正典…24年12月若松以来、通算57回目(当地6回目)のVをめざす
2枠・小坂尚哉…24年4月鳴門以来、通算24回目(当地初)のVをめざす
3枠・河合佑樹…24年12月G1鳴門周年以来、通算33回目(当地4回目)のVをめざす
4枠・金田論…24年9月下関以来、通算45回目(当地4回目)のVをめざす
5枠・宮下元胤…23年8月蒲郡W優勝戦以来、通算5回目(当地初)のVをめざす
6枠・刑部亜理紗…デビュー4年目、通算8回目の優出で、悲願のデビュー初Vをめざす

〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
三嶌が飛び出したが、外2艇はF。 
2回目…並び123/456
柳内の逃げ態勢。
2R
1回目…並び123/456
松浦と星が遅れたが、柳瀬、伊達、長谷川はF。
2回目…並び123/456
仕掛けた伊達、長谷川、星はF。
3R
1回目…並び123/45(浦野は不参加)
野末が少し遅れた。ただ野田はF。
2回目…並び123/45(浦野は不参加)
ほぼ横一線で野末が持たす感じ。ちなみに加藤はF。
4R
1回目…並び12356/4
スローはかなりもつれた。稲生が大きく遅れたが、それ以外はF。
2回目…並び12563/4
内4艇がかなり深い進入で稲生はやや引き気味の5コーススローで4対1対1。仕掛けた藤井はF。

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