きょうも日差しはたっぷり。最高気温も11度と久しぶりに10度を超える予報。風はほとんどなく絶好の水面コンディションとなっている。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第１５回ビクトリーカップ」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。まずはきのう行われた準優３番勝負を振り返ってみたい。トップを切って行われた準優１番の激戦区の10R。３カドにした岡暢祐（きょうの出番２、11R）が捲って行ったが、ターンマークに少し接触し大流れ。そこを差したのが淺田千亜希と三浦裕貴。次の11Rは岩崎芳美が清水敦揮の差しを阻み、インから押し切った。清水は大池佑来を振り切り２着。そして、注目の最終12Rはインの中辻崇人がSで後手を踏み、チルト２度ながら４カドが手に入った佐藤悠が強烈な伸びを見せ捲り快勝。今井裕梨（７、11R）が続いたが、２マークで中辻が今井を捉え、２着に浮上。この結果、ファイナルの１枠をゲットしたのは岩崎。ただ、いつになく戦国ファイナルとなった今節、誰が勝っても不思議ではないが、ファンの熱視線が注がれるのは初日後半から怒涛の５連勝をマークしている佐藤。悲願の初Vの期待も高まっている。最後も当然、チルト２度で臨むはず。その位置取りにも注目が集まる。それは佐藤の伸びが強烈すぎて、マークに回る選手が続出しているため。S展示から目が離せない一戦となっている。最後に今節のインの成績は１着15本、２着６本、３着４本、着外11本で１着率41％、２連対率58％、３連対率69％となっている。

〇今節の欠場選手
東健介

〇今節の追加選手
都築正治

〇途中帰郷
馬野耀（公傷のため３日目より欠場）、前田篤哉（公傷のため３日目より欠場）

〇今期適用勝率ベスト５
第１位・中辻崇人…７・90
第２位・清水敦揮…７・37
第３位・澤田尚也…７・11
第４位・大池佑来…６・76
第５位・前田篤哉…６・39
※淺田千亜希は６・41だがB１級のため除外

〇めざせ！水神祭
野田亜湖（１、７R）

〇パワーベスト５
第１位・佐藤悠…（初日後半から怒涛の５連勝、そのうち４回はチルト２度にしての強烈な捲り。伸び秀逸だが、回ってからも上々で悲願の初Vも見えたか）
第２位・中辻崇人（準優では痛恨のS遅れで佐藤に捲られたが、そこからの足は強烈。最後でリベンジを狙える足はある）
第３位・岡暢祐（準優は３カドから捲って行ったが、ターンマークに少し接触し大流れでデビュー初優出はならず。それでも伸び中心に上位の仕上がりで穴党は注目）
第４位・鈴木孝明（８R）（準優はインから無念のFに泣いた。ただ足は変わらず好バランスで、２、３着狙いに妙味）
第５位・岩崎芳美（準優では唯一、イン逃げを決め、ファイナルの１枠をゲット。出ていく感じはないが、バランスが取れて高いレベルの足）

〇優出選手のV実績
１枠・岩崎芳美…24年６月鳴門Aレディース以来、通算25回目（当地初）のVをめざす
２枠・佐藤悠…デビューして９年目で通算９回目の優出、悲願の初Vをめざす
３枠・淺田千亜希…23年６月浜名湖Aレディース以来、通算42回目（当地初）のVをめざす
４枠・中辻崇人…前節の児島に続く連覇＆通算81回目（当地連覇＆２回目）のVをめざす
５枠・清水敦揮…24年９月多摩川以来、通算23回目（当地３回目）のVをめざす
６枠・三浦裕貴…デビューして10年目で通算４回目の優出、悲願の初Vをめざす

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３／４５６
岩下、山口が仕掛けたが、澤田、野田以外はF。　
２回目…並び１２３／４５６
ここも１回目と同じようなスリットで澤田、野田以外はF。
２R
１回目…並び１２３／４６（本多は不参加）
吉原の逃げ態勢。
２回目…並び１２３／４５６
中嶋が飛び出したが全艇F。
３R
１回目…並び１２３４６／５
高橋が仕掛けたがF。
２回目…並び１２３４６５（全艇スロー）
ここも高橋が仕掛けたがF。
４R
１回目…並び１２３／４５６
木下と都築が遅れたが、それ以外はF。
２回目…並び１２３／４５６
ここも木下が遅れた。

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