2021.08.03

【鳴門】第5回徳島ヴォルティスカップ競走(最終日)

 本日は開催最終日。ベスト6が出そろい、優勝戦が行われます。3日目の決まり手は逃げ6本、捲り、捲り差し、差しがそれぞれ2本、抜きが1本とイン逃げが1日の大半を占める傾向は3日間続いています。なお勝浦真帆は準優における選手責任の転覆で賞典除外、また稲田浩二は公傷のため途中帰郷となっています。
 
 満潮・17:22、119cm、干潮・09:52、67cm(3R発売中)。潮回りは長潮です。中盤から潮位は上昇していき、優勝戦の時間帯が1日の中で一番高くなります。レース中の潮位変動は約40cmです。
 
 08:02現在、天候・曇り、気温27℃、北西の風2m(ホーム追い風)。薄い雲に覆われており、過ごしやすい朝となりました。午後になると日差しが照りつけ、風も南寄りのホーム追い風に変わる予報です。予想最高気温は32℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①竹田和哉「ターン回りが良かったし、回った後も前に押していた。伸びはまあまあで足は中堅上位。乗りやすさも良いので優勝戦もこのままでいくつもり」
 
②荒井輝年「ペラをずっと叩いてきてうまく引き出せている感じ。出足寄りで乗り心地も上向いてきたし、ターン足も良くなってきた」
 
③芝田浩治「本当に普通でこれといった足ではない。優勝戦はバランスを求める調整をしていく」
 
④上條暢嵩「準優は石野(貴之)さんのアドバイスで回転を上げたら良くなっていた。特長はないけどバランス取れて普通ぐらい。スタート勘はダッシュのほうが合っている」
 
⑤入海馨「アドバイスを貰いながら調整してきたけど、ターン足は良いゾーンに入っている。現状は出足と回り足は◎で、伸びは○。優勝戦は伸びを求める調整をしていく」
 
⑥平田忠則「3日目は前半で失敗もあったので、改めて調整したら準優はうまくいって瞬発力があった。現状は乗りやすさが○で他の足は△ですね」
 
 
 ①竹田は「スタートは早いと思ったけど、入っていると思った。勘通りです」と準優勝戦はコンマ10のトップスタートで逃げ切りました。今年2月芦屋でデビュー初Vを決めると、3月常滑で2度目のV。いずれも捲りで勝利をつかみ取りました。今度は優勝戦初の絶好枠で登場。見えないプレッシャーとの戦いとなりそうですが、良い流れが来ているのは確かです。
 
 ⑤入海は前走地・若松からF休みを挟んで2節連続優出。今節はA1級になって初めての実戦となりました。初日は連勝と好スタートを切りましたが、2日目は5着2本と奮わず。しかし3日目は1・2着と巻き返してきました。「夏は得意ではないのでここで結果を残したい」と話しており、展開次第で今年2度目のVチャンスもあるかもしれません。
 
 ⑥平田は序盤こそ行き足の重さに苦しみながらも懸命の整備が実り、前走地・若松に続き連続優出となりました。「前節の若松は整備をして上手くいったので自信になっていたけど、今節はだいぶ苦労した。これからは勝率も上げないといけないので」とA1級維持に向けてここからペースアップを図りたいところです。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは鈴谷一平(1、8R)、川島圭司(2、9R)、高倉和士(2、10R)、沖島広和(3、11R)、小坂宗司(3、10R)でした。
 
~機力評価~
機力上位…菅章哉、荒井輝年、高倉和士、竹田和哉、上條暢嵩、芝田浩治、勝浦真帆、入海馨、石野貴之
機力劣勢…向所浩二、橋本年光、吉村和也、西岡育未、上田洋平、高憧四季、福山恵里奈、篠原飛翔、藤原早菜
 
一発期待…8R2枠・谷川将太、12R4枠・上條暢嵩
 
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