2021.08.14

【鳴門】第54回渦王杯競走(最終日)

 本日は開催最終日、ベスト6が出そろい優勝戦が行われます。昨日は強風の影響で6R以降は安定板を使用、さらに8Rと9Rは周回を短縮して行われました。5日目の決まり手は逃げ5本、捲りと捲り差し2本、差しと抜きが1本と準優勝戦は逃げ、抜き(1コース)、逃げとインが幅を利かせました。
 
 満潮・10:14、140cm(4R発売中)、干潮・16:28、71cm。潮回りは小潮です。このあと4Rの時間帯に向けて潮位は高くなり、その後は優勝戦に向けて徐々に下がり続けます。レース中の潮位変動は最大で約70cm程度です。
 
 07:59現在、天候・曇り、気温26℃、南東の風1m(ホーム向い風)。西日本を中心に災害クラスの雨となっていますが、鳴門も例外ではありません。昨日は雨風ともに強くなりました。本日も南寄りの風が5m前後吹く予報で、雨風との戦いは続きます。予想最高気温は28℃です。
 
~12R優勝戦コメント~
①市橋卓士「安定板がついたときはよくわからなかったけど、足は準優の中に入っても少し良かった。でも乗り心地は良くない。ピット離れは問題ないけど、スタート勘がズレている」
 
②島村隆幸「準優はスタートで様子を見たし、ターンで失敗した。それでも足は上位でバランスが取れている。乗り心地も良いですよ。やってもペラの微調整ぐらいです」
 
③佐々木和伸「レース足が良くてグリップ感がしっかりしている。乗り心地もすごく良い。伸びは上がいるけどこのあたりでいく」
 
④田村隆信「準優は安定板がついたけど、ないほうがいい。4日目の調整に戻すつもり。これならいい人が相手でも伸びられないし、優勝戦に入ってもワンチャン狙える足」
 
⑤林美憲「ペラ調整で乗り心地が良くなった。伸びは普通です。島村選手とは足が違いすぎる。進入は隙があれば一つでも内を狙うよ」
 
⑥宮崎奨「安定板はついていないほうがいいです。調整が合えばバランスが取れて良いので微調整はしていく。6コースから展開を突けるようにしたい」
 
 「あと3日優勝戦が早ければ…」この話は今年の正月戦を制したときの②島村の弁。昨年は5Vの選考勝率の差で、最終的に今年のクラシック選考順位は次点に終わりました。このとき、一つ一つの優勝の重みを痛感したのは間違いありません。今年はここまで4Vとしていますが、先日宮島で菅章哉が今年5Vを決めたばかりとあって早く追い付きたいところ。「ガチガチのコース取りではなく、1日ゆっくり考える」と進入は臨機応変に構える様子。⑤林を入れて3カドという選択肢もあるかもわかりません。
 
 ③佐々木の操る82号機は2連対率50%超えとエース機の呼び声も高まっています。「プロペラはもらった時点で自分の形に近かったので、自分好みに叩いた。モーターが良いです」と今回は2013年12月以来、久々の地元Vを目指します。
 
 早朝の試運転と、スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは武田信一(1、10R)、興津藍(2、10R)、松尾祭(2、7R)、森安弘雅(3、7R)でした。
 
~機力評価~
節イチ候補…佐々木和伸、島村隆幸」
機力上位…市橋卓士、田村隆信、堀本和也、烏野賢太、眞田英二、武田信一、林美憲、小野寺智洋
機力劣勢…樫葉次郎、向井田直弥、片岡秀樹、福島陽子、谷口知優、山田和佐、沼田克彦、山下奈緒、宮崎つぐみ
一発期待…11R3枠・小野寺智洋
 
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