2024.12.03

【鳴門】GⅠ大渦大賞開設71周年記念競走(初日)

 西野雄貴が自身初の完全Vを決めた前節から中3日。「GⅠ大渦大賞開設71周年記念競走」は本日開幕。昨年に続いて師走の鳴門に強豪レーサー52名が集い、熱いバトルが繰り広げられそうだ。昨日の前検日は天候・晴れ、気温16~17℃、南西の風1~2m(ホーム追い風)のなかで行われた。
 
 満潮・09:13、120cm、干潮・13:35、90cm(7R本番レース中)。潮回りは中潮。序盤は潮位が高い状態で始まりホーム追い潮傾向だが、7Rの時間帯で干潮を迎えると、今度は徐々に潮位が上がってドリーム戦までホーム向い潮となる。レース中の潮位変動は最大で約30cm程度。
 
 09:52現在、天候・晴れ、気温℃、南東の風2m(ホーム向い風)。今朝は雲ひとつない爽やかな青空が広がって風も穏やか。この後は北寄りに風向きが変わり、3~4m前後吹く予報となっている。予想最高気温は19℃。
 
 今節はダブルドリーム戦を採用している。初日のドリーム戦絶好枠の池田浩二(12R)は「最近の中では良くないですね。ターンや起こしに鈍さがある。班の中での比較ではそんなに変わらなかった。今日は何もせずに行ったので、ペラを見て調整は考える」とスタート特訓終了後はペラ調整にかなり時間を費やしていた。地元の島村隆幸は(12R)は「可も無く不可も無くの感じだった。ペラはちょっと叩いた。全体的に上積みを狙っていきたい」と引き当てた19号機は2節前に一宮稔弘が乗り優出したモーター。実戦向きの足に仕上がっていただけに、大外枠からどんな走りを見せるか注目したい。
 
 予選組からは2人紹介する。先に行われた下関チャレンジカップSG初制覇を決めた河合佑樹(2、9R)に注目が集まる。引き当てたモーターは2連対率トップの21号機を手にした。「ペラは見ないでそのまま行ったけど、前検の感触だけなら下関の時より良いかも。伸びは普通だけど、体感や舟の向きとかターンの感じが良い。パワーを感じるし、大きなことはしないと思う」とチャレンジカップ史上最大の下克上をした勢いは本物だ。「まさか取れるとは思わなかったし、SG制覇の実感は沸いていない」と笑顔で話してくれた。初日は2・5枠で登場。勢いに乗って今大会も活躍なるか。松田大志郎(5R)は当地で一般戦ながら8節連続優出、うち4Vと好相性前回9月戦で優勝と勝負強さを発揮させている。さらに11月に桐生と尼崎で連続優勝と最高のリズムで乗り込んできた。今年は6Vとしており、来春若松で行われるボートレースクラシックの出場権をほぼ手中にしている。近況の好調ぶりについて「たまたまです」と謙遜しているが、ドル箱水面を味方にして好勝負に期待が集まる。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは、高倉和士(1、8R)、河合佑樹(2、9R)、林美憲(3、9R)、平本真之(3、8R)、寺田祥(4、9R)、峰竜太(6、11R)。
 
★機力評価★
前節V機…【33号機】定松勇樹
2節前V機…【21号機】河合佑樹
前検航走トップタイム…吉川元浩(6秒66)
機力上位…山田祐也、河合佑樹
機力劣勢…坪井康晴、菊地孝平、市橋卓士、吉川喜継、海野康志郎、坂元浩仁、片岡雅裕、竹田和哉
一発期待…9R5枠・河合佑樹
 
★F・L休み未消化選手★
【前期未消化分30日】
吉川元浩(12/9~)
湯川浩司(12/9~+5日)
島田賢人(12/9~)
高倉和士(12/9~)
佐藤博亮(12/9~)
【今期未消化分30日】
池田浩二(1/20~)
近江翔吾(2/9~)
上田龍星(2/7~)
 
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