日差しはあるが、かなり強めの風が吹く天候。そんな中、ボートレースとこなめでは「第２７回４Kソリューションカップ」の最終日が行われるが、強風のため、１Rから安定板が使用される。きのうと動きが変わる可能性もあり、S展示にはいつも以上に注意を払いたいところ。最終日のメインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのうの準優では全て１枠が勝利（イン逃げ）し、ファイナルでのポールポジション・１枠をゲットしたのは佐々木康幸。動きは間違いなく上位。逃げる確率は高い。ただ水面が荒れるなら２枠・吉川昭男にもチャンスは出てくる。前検の日に「優勝すれば（賞金王）シリーズに出られるチャンスも出てくるし、優勝を狙っていく」と熱く語っていた吉川。２コースから渾身の差しを狙う。３枠・三井所尊春はきのうの前半で３カドでのレース。最後もその再現はある。そのレースでいい展開になり１着となったのが４枠・重木輝彦。最後もそれを狙うのか、それとも４カドで自力駆けになるのか。５枠・中村有裕、６枠・宇佐見淳も展開が乱れるなら出番は十分あり、舟券的にもおもしろいファイナルになったと言える。優勝戦以外の番組だが、１枠にしっかりした選手が数多く配置されていて、本命サイドのレースが目立つが…。ただ水面状況が悪いだけに大波乱となる確率はそれほど低くはない。気になる最新の水面状況だが、午前９時55分現在で天候晴れ、気温15度、向い風６メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると鈴木貴司（１、８R）、篠田優也（２、９R）、近藤雄一郎（２、８R）、加藤翔（３、８R）、富永茂（３、７R）、藤原孝斗（１、７R）あたり。

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