2023.03.23

【鳴門】鳴門巧者決定戦競走(2日目)

 初日メインのドリーム戦。人気の中心だった林美憲がコンマ04の勇み足で賞典除外。繰り上がって渡邊雄一郎が1着。予選組では興津藍が逃げと捲り差しを決めてともに連勝発進としている。本日は早くも予選最終日とあって1つも気が抜けない戦いは続いていく。なお浜崎準也は不良航法で減点10。
 
 満潮・07:50、129cm、干潮・13:46、22cm(12R発売中)。潮回りは大潮。早朝のスタート特訓の開始と同時に満潮時刻を迎える。その後は終盤にかけて潮位は下がり続けてホーム追い潮傾向が続くが、12Rの時間帯は潮止まりとなる。レース中の潮位変動は最大で約95cm。
 
 07:37現在、天候・曇り、気温16℃、東の風2m(ホーム向い風)。発表は曇りだが、今朝7時ごろからパラパラと雨粒を確認できた。このあとも1日を通して雨が降ったり止んだりする予報だ。さらに午後に向けて南からの強い風が吹く予報となっており、水面はかなり荒れるかもしれない。予想最高気温は22℃。
 
 渡邊雄一郎(8、12R)は6コースから捲り差しで初戦を制すると、ドリーム戦はフライングの林美憲に対して繰り上がった形で初日連勝とした。「今のところペラ調整はしていないけど出足、伸びはどちらもいい。回ったところも悪くないし、前検日より良くなってきている」と出足、伸びともに高水準。メインの12Rは絶好枠で登場。1走目の8Rの結果次第で予選トップ通過も視界に入ってくる。
 
 興津藍(6、11R)は本日が42歳の誕生日。初日は逃げと捲り差しでこちらも連勝発進。「全体に少し分がいい。足に問題はないけど、舟の向きが良くないので調整はしていく」と完璧な仕上がりではないが、気配自体は良好といったところ。ここ1年あまりは成績の波が激しく、一時は勝率5点台まで下げてしまう時期もあった。昨夏の終わりごろから徐々に調子を取り戻してきており、今期は捲り勝ちが増加中。勝率は6点台半ばまで上昇しており、3期ぶりのA1級復帰も視界に入ってきた。前走地の浜名湖で通算1500勝を達成したが、その勢いで不利枠を克服すれば準優の絶好枠も見えてくる。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは四宮与寛(1、8R)、池上隆行(1、9R)、白水勝也(2、11R)、西野翔太(5、9R)。
 
~機力評価~
機力上位…渡邊雄一郎、興津藍、常住蓮、西野翔太、柳瀬興志
機力劣勢…田山和広、長谷川親王、井上大輔、向達哉、岩井繁、別府昌樹、冨成謙児、西原明生、井上大輔、向井田佑紀、常盤海心、三木晴斗
一発期待…9R3枠・守屋大地
 
~初日決まり手~
逃げ    5本
捲り    0本
捲り差し  3本
差し    2本
抜き    1本
恵まれ   1本
 
~初日コース別1着回数~
1コース  5回
2コース  2回
3コース  3回
4コース  0回
5コース  1回
6コース  1回
 
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